伊豆半島西海岸にある「雲見海岸」は富士見スポットとして名高い景勝地。今回はこの静岡県賀茂郡松崎町にある海岸にやってきました。この雲見海岸で撮る富士山はインスタ映え間違いなし!
それでは雲見海岸の楽しみ方を、歴史と共に紹介していきたいと思います。

まずは道中でパシャリ ~海越しの富士山と桜の絶景~

雲見海岸富士山と桜
車窓に映る富士山のあまりの絶景に、思わず車を停めてパシャリ、空の青と海の青に雪の白のコントラストがとても綺麗、桜もかわいい

こちらが雲見海岸に向かう途中で撮った富士山になります。空の青と海の青に雪の白のコントラストがとても綺麗ですね。春先に行くとこのように桜も映り込み、風情ある写真に仕上げることが出来ます。車を停められる場所があるので、心置きなく撮影できますよ。

雲見海岸に到着 ~海に浮かぶ二つの三角岩にまつわる言い伝え~

牛着岩(うしつきいわ)
雲見海岸の見所、縄がかかっている2つの岩、牛着岩(うしつきいわ)

先程の撮影スポットから少し移動すると目的地の雲見海岸に到着します!映り込んでいるのは波止場と、縄がかかっている岩。この縄はなんでしょうか?

この岩は「牛着岩(うしつきいわ)」と呼ばれており、雲見海岸の見所の一つ。

その昔、子の年に暴風雨があり、ここら一帯は大洪水となりました。民家や家畜は全て海に流れてしまいましたが、一夜明け、一頭の牛がこの岩に流れ着いていて無事だったと言うことから、牛着岩という名前になったそうです。写真の左の大きい岩が「大牛着」、右の小さい岩が「小牛着」です。
ここには、船の安全を祈願し鳥居が建てられているそうで、岩と岩の間の縄はこの神社のしめ縄だということです。

この雲見海岸では、ダイビングもできるそうで海岸の近くにはクルージング船やダイバーの方々もいました。海を見てみると海底が見えるくらいに透き通っていて、小魚もちらほら見えました。ダイビングにはうってつけの場所です!もちろん、夏場には泳ぐことも出来ますよ。

エジプトの“アレ”にそっくり・・・?

スフィンクス岩
エジプトの”アレ”とそっくりな岩

続いてはこちらの岩!とある世界遺産にそっくりなんです。皆さんわかりますか?
よーく見てみると、エジプトのスフィンクス像にそっくり!この岩はこのことから「スフィンクス岩」とも呼ばれています。

牛着岩とスフィンクス岩、富士山をパシャリ。写真を撮るのに気をとられて、海に落っこちないように注意してくださいね!笑

想い出岬

海岸の先にある階段を上ると、少し開けた場所に出ます。駿河湾を望む風光明媚な景観が想い出に残ることからこの名前が付けられたそうです。確かに、晴れた日に見る富士山と駿河湾は「圧巻」の一言でした!

岩場の先端では地元の人が釣りをしている姿も見られます。危ないので岩場に降りる際には注意してくださいね。

海岸で足湯?!

海を背にして左手の方に「渚の足湯」があります。え、海岸なのに、足湯?と思う方もいるかもしれませんが、ここ雲見には「雲見温泉」という温泉があります。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で、効能は神経痛、肩こり、関節痛、冷え性、美肌です。

*ここで豆知識*
皆さんは温泉の「定義」をご存じですか?温泉の定義は主に2つです!

  1. 地中(温泉源)から湧出した時の温度が25℃以上
  2. 19種類の物質のうち1つでも規定量以上含まれている物

この2つです!
温度が25℃以上というのは日本限定の規定で、温度の規定は国によって様々です。例えば、日本より寒い国だと10℃以上でも温泉と認められているそうですよ!

なお、画像の通り11月~3月は足湯の利用が出来ないので注意してください。

雲見浅間神社へ 海を眺めた後は神様にお参り

雲見海岸の直ぐそばに「雲見浅間神社」という神社があります。この神社に祀られている神様は磐長姫(イワナガヒメ)尊といい、木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)の姉です。あれ?コノハナサクヤヒメ・・・どこかで聞いたことありませんか?実は、富士山の山頂に祀られている神様なんです!姉と妹が近いところに祀られているというのは、温かい姉妹愛を感じますね!

この雲見海岸、絶景スポットばかりで、どこから撮ってもうっとりするほど美しい風景を写真に収めることが出来ます。所々に駐車場所があるので、通行車の邪魔にならないようにしながらどんどん写真を撮っちゃいましょう!雲見といえば伊豆半島屈指の富士見スポット。いろんな角度から富士山を撮ることで、新たな魅力に気づくこと間違いなしです。晴れ間はもちろんのこと、夕焼けを背に撮るのも風情がありますよ。

今と昔の融合「長八美術館」

雲見海岸の近くに「長八美術館」という美術館があります。伊豆出身で江戸時代に左官の名工として名を馳せた入江長八の作品が展示されています。長八は、左官の技術と日本画の狩野派の技術を取り入れた「漆喰鏝絵(しっくいこてえ)」という独自の分野を築いたことで有名な人物です。外観は現代風の建物ながら、所々に漆喰があしらわれており、どこか趣を感じることが出来ます。建物を正面に捉えた左手には、漆喰で作られた昔ながらのお蔵も見ることが出来ます!

丁八美術館のホームページ

こちらもきれい!雲見付近の海岸の景色
こちらもきれい!雲見付近の海岸の景色

いかがでしたでしょうか?雲見海岸は付近にこぢんまりとした民宿もたくさんあり、ゆっくりと自然を眺めるのにはうってつけの場所です。ダイビングや釣り、景色を眺めながら付近をゆっくり散歩・・・などなど、楽しみ方は無限大!是非訪れてみてくださいね。

雲見海岸の情報はこちら