静岡県屈指の名瀑「白糸の滝」、絶景と周辺のオススメスポットを紹介!!
日本三大名瀑にも数えられる「白糸の滝」
静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は落差20m、富士山の地下水が約150mの滝幅から無数に流れ出る様子が白い絹の糸が垂れているように見えることからその名前が付けられたそうです。
また、その絶景に向かう途中には沢山のお店が軒を連ねていて、お土産や食事などを楽しむことができるそう…。
2016年に整備された連絡道を使い、周辺を散策しながら白糸の滝観光を紹介していきます。
「冬」の白糸の滝観光をするにあたって
筆者が白糸の滝に行ったのが2月。この季節で気を付けたいのが路面です。
雪が降ることもありますし、雨が降れば道も凍ります。車でお越しの方はチェーン、またはスタットレスタイヤを装着するのを忘れないでください!
もちろん気温も低いので、防寒対策もきちんとしてくださいね!!
いざ白糸の滝へ!と、その前に…
白糸の滝への入り口の交差点は「ラウンドアバウト」 (環状交差点)になっています。
交差点に入る際には左折して、真ん中の中央島の周りを時計回りで目的地に向かってください。
珍しい道なので、ゆっくり進入して落ち着いて白糸の滝へ向かいましょう。
連絡道の絶景スポットと「音止の滝」
駐車場から白糸の滝へ向かうには、滝と公園を結ぶ連絡通路を通っていくのですが、その道中には沢山の見どころがあります。そのひとつが、絶景ポイントです。
歩いて3分ほどの場所には「音止の滝」を見ることのできる展望台があります。この滝は白糸の滝とともに「日本の滝百選」にも選ばれているそうですよ!白糸の滝とは対照的で、豪快に水が流れ落ちています。近くにあるのに全く違う特徴のこの二つの滝は、人間の男女にも例えられているそうです。
2月現在、連絡道路は改装のため、工事中でした。音止めの滝が見られる場所も変わっていたので、ご注意ください。
食事にお土産、食べるものには困りません。
白糸の滝へ向かう道でもう一つ忘れてはいけないのが「売店通り」。
たくさんのお土産屋さんや、飲食店。そして、静岡県富士宮といえば「富士宮焼きそば」。
丁度お昼どきということもあり、こちらのお店にお邪魔することにしました!
ドアを開けると「いらっしゃいませ!」と向かい入れてくれました。気さくなスタッフさんで、撮影のお願いも快く了承してくださいました。
もちろん「富士宮やきそば」をいただきます
B-1グランプリで有名な富士宮やきそばは、モチモチとした触感が特徴です。ここのお店の富士宮やきそばの具は「キャベツ」「イカ」「肉かす」と、食べ応えバツグン。
トッピングの紅ショウガが良いいアクセントになっていて、ボリューミーでも食べ飽きることはありません。
余談なのですが、筆者は富士市出身で、幼いころから焼きそばといえばこの「富士宮やきそば」でした。馴染みが深すぎて、2016年・2017年でB-1グランプリで優勝し、有名になるまで富士宮やきそばがデフォルトの焼きそばだと思っていたほどです。
この日、子供たちと一緒に取材をしたのですが、富士宮焼きそばの美味しさにこの表情。
窓に映る景色も、自然が沢山で素敵でした。
定員さんの丁寧な対応がとても良かったです。このお店も改修工事後は新しい店舗に移るのですが、同じ連絡道で店舗を構えるそうなので、白糸の滝周辺でランチをする際は是非足を運んでみてください!
いよいよ「白糸の滝」とご対面
食事を済ませたら早速「白糸の滝」へ向かっていきます。先ほど紹介したお土産屋さんの通りを抜けていくいと、長い階段があります。お目当ての滝も少し見えてきます。すでにマイナスイオンを感じることができます。
階段を下りきると「滝見橋」があります。その橋を渡ると…。
ついに白糸の滝とご対面です。
一般的なイメージの滝とは違い、岩から無数に流れ出る水がパノラマに広がっています。
この白糸の滝、間近で見るとより分かりやすいのですがパッと見たとの色の種類が多いです。自然の緑や滝の白、滝壺に溜まる水の青。カメラを構えている人もたくさんいました。
名瀑と呼ばわれるのも納得の美しさでした。
さらなる絶景を求めて展望場へ
間近で大迫力の「白糸の滝」を見たら案内板に沿って、さらに連絡道を歩きます。
階段を上りきるとそこには…
展望場からの「白糸の滝」はまた一味違いますね。
滝壺の青色がより印象的に目に移ります。そしてその透明度に驚きました。あれだけたくさんの水が流れ出ていて水面が揺れているのに水の底がハッキリと見えます。
滝周辺の自然の緑色も相まって、近くで見た時とはまた違った表情を見ることができました。
もう一つの見どころ「お鬚水」
白糸の滝の見どころ語るにあたって外すことが出来ないのが「お鬚水」(おびんみず)です。
展望場の近くで、案内板もあります。
源頼朝ゆかりの場所「お鬚水」
白糸の滝や音止の滝とは対照的に静かなこの場所は、「お鬚水」と呼ばれる湧水の溜まる池です。
言い伝えによると、「源の頼朝がこの水でほつれた鬚を洗ったことがある」そうですよ。
パワースポットとも知られるこの場所は、富士講の霊場の一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
食事にお土産に、パワースポット。みどころ沢山の白糸の滝は、季節によってはイベントを開催していることもあるそうです。
春夏秋冬、四季折々で様々な変化を感じることができます。ぜひ富士山周辺で観光する際に足を運んでみてください。