いよいよこれから夏本番!夏は色鮮やかな花が開花する時期でもあります。
暑さの中で、鑑賞すると涼やかな気分になるお花から、日差しの強い中まっすぐ元気に咲いて、見る人にパワーを与えてくれるお花まで、県内おすすめの夏の花5種類6スポットをご紹介します。
梅花藻

源兵衛川(三島市)
【見頃】5月~9月
梅花藻(バイカモ)は、キンポウゲ科の多年草の水草で、水面に1~1.5㎝の小さな「梅」のような白い花を咲かせます。生育条件が非常に厳しく、絶滅危惧種にも指定されています。湧水減少により一時は三島市から姿を消した三島梅花藻ですが、市民の努力により現在では、楽寿園・小浜池を起点とする源兵衛川下流で可憐な花を観察することができます。
【問い合わせ先】三島駅南口観光案内所 055-946-6900
キキョウ

香勝寺(森町)
【見頃】6月中旬~7月下旬
「ききょう寺」の別名で親しまれる、森町にある香勝寺は、日本三大ききょう寺の一つに数えられています。境内および裏山に位置するききょう園には、15種45,000株以上のききょうが植えられています。一般的な青紫色のききょうだけでなく白や桃色のききょうもあり、散策路を歩きながら間近で鑑賞することができます。
【問い合わせ先】香勝寺 0538-85-3630
ユウスゲ

奥石廊ユウスゲ公園(南伊豆町)
【見頃】7月中旬~8月中旬
ユウスゲは、夕方開花し、翌朝には萎れてしまう夏の一日花です。花びらの色がレモンイエローであることから、「キスゲ」とも呼ばれています。険しい海岸線が続く石廊崎に突如広がるなだらかな丘が、ユウスゲの自生する「奥石廊崎ユウスゲ公園」。約40万年前に噴火した火山の溶岩が、波の浸食により形成された激しい谷を埋め立てることでこのような地形が形成されました。
【問い合わせ先】南伊豆町観光協会 0558-62-0141
ひまわり

浜名湖ガーデンパーク(浜松市)
【見頃】7月末~8月上旬
浜名湖の湖畔にある「浜名湖ガーデンパーク」は、かつて浜名湖花博の会場としても使われた、緑豊かな県営都市公園です。
夏のシーズンには、「花ひろば」に約5万本のひまわりが咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
例年、ひまわり迷路やワークショップなどのイベントも開催され、多くの来園者でにぎわいます。
入園料・駐車料金が無料なのも嬉しいポイント。小さなお子さま連れやペット同伴のファミリーも、のびのびと園内を散策できます。
【問い合わせ先】浜名湖ガーデンパーク 053-488-1500

浮島ひまわりらんど(沼津市)
【見頃】7月中旬~7月下旬
「ふじのくに美しく品格のある邑」に認定されている沼津市浮島地区にあるひまわり畑。かつては耕作放棄地だった敷地に、浮島の美しい景色をつくりたいという願いから、浮島地区環境保全推進会の方々の手によって約15,000~18,000本のひまわりが植えられました。背丈が約1.2mと比較的低いのが特徴で、子どもの目線でも鑑賞できます。また、遠くに望む富士山とのコラボレーションもお楽しみいただけます。
【問い合わせ先】浮島地区センター 055-968-1322
コスモス

富士山すそのパノラマロード(裾野市)
【見頃】9月中旬~9月下旬
裾野ICから国道469号へと続く「富士山すそのパノラマロード」は、富士登山や富士山の眺望を楽しむ人々に人気の山岳ロードです。
道沿いには、裾野市民の手によって季節ごとの花々が植えられ、訪れる人の目を楽しませてくれます。とくに9月には、鮮やかなコスモスが咲き揃い、夏から秋へと移りゆく季節を感じながらのドライブが楽しめます。
【問い合わせ先】裾野市観光協会 055-992-5005