市街地から車で1時間ほど北へ足を伸ばすと南アルプスの大自然が広がる静岡市。そこには美しい紅葉や1700年も前から人々に親しまれてきた名湯「梅ヶ島温泉」、静岡わさびの始まりの地など、秘境ならではの「濃い」体験ができるスポットが。ゆったりと流れる時間や人々とのふれあいを感じて、ここにしかない時間を過ごしてみては。
清流「安倍川」に沿って静岡市の奥座敷へ。
私たちが秘境の「濃い」旅をご案内します!
ここが紅葉の終着点。色とりどりの木々をぐるっと眺めて
おゆのふるさと公園
静岡市の水源、安倍川の脇に走る県道29号線を車で北に登っていくと、道の両側に美しい山々の景色を眺めることができます。紅葉の時期は特に、道沿いの色とりどりの木々を楽しみながら進むと終着地とも言えるここ、「おゆのふるさと公園」に到着します。おゆのふるさと公園では、公園に渡る真っ赤な橋と周りの木々の美しさをぜひ楽しんでください。園内には梅ヶ島温泉の源泉があり、周囲の12の旅館、民宿などがここから温泉を引いています。また、階段を上がったところにある「湯之神社」は、かつて徳川家康の養子、良純親王が梅ヶ島温泉に滞在し、病気が治ったことから建てられたそう。神社から見る景色もおススメです。なお、駐車場はおゆのふるさと公園を少し過ぎた右手にあります。
施設基本情報 | おゆのふるさと公園 所在地:静岡市葵区梅ヶ島5267 |
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美しい木々と名物静岡おでんを特等席で
湯元屋
おゆのふるさと公園の向かい側にあるのが、お食事と、源泉から引いた温泉を楽しめる「湯元屋」です。店の大きな窓からは周りの美しい木々を目の前で眺められます。ここで景色を楽しみながら梅ヶ島のおいしいものをいただくのは最高の贅沢!おすすめメニューは名物の静岡おでんが5本と、冷しとろろそば、鹿のタタキ、イワナの塩焼きに温泉入浴がついたコース。梅ヶ島のいいところがいっぺんに満喫できます。おみやげもあり、わさび味噌や自家製こんにゃく、また、梅ヶ島産の茶葉を使い、飲みやすくシロップにした「梅ヶ島chai」など。帰ってからもまだまだ梅ヶ島を楽しめます。
施設基本情報 | 湯元屋 所在地:静岡市葵区梅ヶ島5258-13 |
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自分で取ったホクホクのヤマメを味わう
魚魚の里(ととのさと)
梅ヶ島でアクティビティを楽しむならココ、「魚魚の里」です。魚魚の里では梅ヶ島の豊かな清流で大切に育てられたヤマメを自分で釣ったり、つかみ取りをして、その場で焼いて食べることができます。3カ所ある釣り堀は梅ヶ島の天然水を引いており、底が見えるほどキレイ!また、小さなお子様にはヤマメの活きの良さが体験できるつかみ取りがおススメです。取ったヤマメはスタッフにお願いすれば炭火でじっくり焼き上げてくれます。自分で取ったヤマメのおいしさは格別。炭火の効果もあってふわふわ、ホクホクです。ぜひ一度試してみてください!
施設基本情報 | 静岡市日影沢親水園 魚魚の里(ととのさと) 所在地:静岡市葵区梅ヶ島5036-2 |
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ゆったり癒される貸し切り家族風呂の宿
大野木荘
緑深き山間に抱かれた、隠れ家のような「大野木荘」。創業昭和51年の老舗の佇まいですが、お風呂と和室全6室はリニューアルしたばかり。おもてなしの心はそのままに、さらに快適でくつろげる空間に生まれ変わりました。2つある露天風呂は、腰掛けた具合、浴槽の深さ、お湯の温度などをご主人が20年研究して作ったもので、ずっと入っていたくなります。さらに2つの岩風呂も全て貸し切りで、お湯はもちろん名湯梅ヶ島コンヤ温泉の源泉かけ流し。どのお風呂も特徴があって素敵なので、お好みのお風呂を選んで楽しんでください。また、お食事は地元のわさびやお茶、シイタケ、ヤマメ、山菜などをふんだんに使った創意工夫あふれる「山」のお料理。中でも梅ヶ島のわさびを使い、食べると口の中でわさびがフワッと香る「秘湯のわさびパスタ」がおススメです。これまで出会ったことがないわさびのおいしさに気づかされますよ。
施設基本情報 | 大野木荘 所在地:静岡市葵区梅ケ島4269-10 |
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水量豊富な迫力ある梅ヶ島七滝のひとつ
赤水の滝
梅ヶ島には「梅ヶ島七滝」と呼ばれる7つの滝があります。その中で、水量が豊富で、落差50mの迫力ある姿を見ることができるのが「赤水の滝」です。梅ヶ島温泉に向かう県道29号線沿いにある展望台からその姿を眺めることができます。赤水の滝は、宝永4年(1707年)に発生した大地震で安倍川が堰き止められてできたとのこと。出来た当時、滝が赤く染まった水を流し続けたことから「赤水の滝」と呼ばれるようになったそうです。紅葉シーズンの11月中旬にはライトアップも行われています。
施設基本情報 | 赤水の滝 所在地:静岡市葵区梅ケ島 |
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わさび栽培発祥の地で、本場のわさびをお土産に
有東木 うつろぎ
静岡県はわさびの産出額日本一で、全国の80%以上を占めています(平成30年)。梅ヶ島の南にある有東木(うとうぎ)地区は、今から約400年前に初めてわさびの栽培を行った、日本のわさび栽培発祥の地といわれています。わさびは徳川家康公にも献上したとか。その有東木地区にあるのが、地元のお母さんたちがわさびやお茶、農産物を販売する「うつろぎ」です。うつろぎでは、収穫したばかりのわさびや、天ぷらにすると美味しいわさびの葉、わさび漬けやわさびのり、わさび味噌など、様々なわさび商品が買えるほか、お母さんたちが作る「さびめし定食」や「うつろぎ定食」などのお食事も楽しめます。帰りのお土産はココ!ぜひ訪ねてみてください。
施設基本情報 | 有東木 うつろぎ 所在地:静岡市葵区有東木280-1 |
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エリアMAP
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モデルルート
静岡市 農泊モデルルート(1泊2日)
1日目 | ||||||
新東名高速道路新静岡IC | 車で約1時間 | おゆのふるさと公園(紅葉・梅ヶ島温泉源泉) | 徒歩約2分 | 湯元屋(おでん・温泉) | ||
車で約10分 | ||||||
魚魚の里(ヤマメ釣り・つかみ取り) | 車で約8分 | 大野木荘(宿泊) |
2日目 | ||||||
大野木荘 | 車で約3分 | 赤水の滝(梅ヶ島七滝) | 車で約3分 | 黄金の湯・黄金の里(温泉・食事) | ||
車で約30分 | ||||||
有東木うつろぎ(わさび) |
1日目 | |
新東名高速道路新静岡IC | |
車で約1時間 | |
おゆのふるさと公園(紅葉・梅ヶ島温泉源泉) | |
徒歩約2分 | |
湯元屋(おでん・温泉) | |
車で約10分 | |
魚魚の里(ヤマメ釣り・つかみ取り) | |
車で約8分 | |
大野木荘(宿泊) |
2日目 | |
大野木荘 | |
車で約3分 | |
赤水の滝(梅ヶ島七滝) | |
車で約3分 | |
黄金の湯・黄金の里(温泉・食事) | |
車で約30分 | |
有東木うつろぎ(わさび) |
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