富士山本宮浅間大社とは?
富士山本宮浅間大社は霊峰富士山のお膝元、静岡県富士宮市にある神社です。
2013年に世界遺産に登録された富士山の構成資産として、共に世界文化遺産として登録されました。
また、富士山本宮浅間大社の本殿が建てられたのは806年。坂上田村麻呂が天皇の命令で建てた神社で、日本各地にある浅間神社の総本社だそうです!
ゆかりのある歴史の人物としては徳川家康、源頼朝、武田信玄が挙げらます。特に源頼朝が奉納したとされる流鏑馬(やぶさめ)は毎年5月に「浅間大社流鏑馬式」として令和になった現代でも語り継がれています。
富士山本宮浅間大社には源頼朝が流鏑馬を行っている像があります。
富士山信仰の象徴!!見上げれば富士山が!
晴れていれば上の写真のように鳥居と富士山の写真を撮ることが出来ます。
迷ったら「寄って宮」
鳥居の手前には観光案内所の「寄って宮」があります。富士宮市の観光パンフレットやMAPがあり、富士宮市観光ガイドボランティアの方もいらっしゃるので、大社を拠点に周辺観光をされる方は立ち寄ってみてください!
いざ参拝!周りの景色も楽しめます!!
大きな鳥居をくぐり、参道を歩いていきます。
本殿へ続く参道はこのようになっています。
2月に取材に行ったのですが、残念なことに現在「桜門」が改修工事中でした。本来は参道の向こう側に朱色の桜門が見えています。
天気次第で「逆さ富士」が見られるかもしれません
道中には「鏡池」という池があり、天気が良い日はここに逆さ富士が写るそうです。
この日は雲が多く、逆さ富士は見ることができませんでしが、中の灯篭が立っている小さな島で休んでいるカモ達に癒されました!
先ほど紹介した流鏑馬の像もここにあります!
筆者は富士市在住なので、5月ごろに開催される「浅間大社流鏑馬式」は何度か見たことがあるのですが、狩り装束を着た人が馬に乗って矢を射る様がとてもかっこいいので、一見の価値アリです。
実は3つある!?「鉾立石」
桜門の前には鉾立石と呼ばれる石が祭られています。
神事「山宮御神幸」で使われる石のようなのですが、あまり詳しくない筆者には何の変哲もない石に見えてしまいます…。
少し調べてみました。以下筆者調べ。
・「鉾立石」は神事「山宮御神幸」に由来するもの
・「山宮御神幸」とは、富士山本宮浅間大社から山宮浅間神社まで神様が宿った鉾を運ぶ神事
・運ぶ人は、鉾を肩に載せてから目的地に着くまで、鉾を地面に置いてはいけない
・「鉾立石」はその際に鉾を休めるために使用される石
だそうです。
神事の最中に鉾を立てるから「鉾立石」と呼ばれているようです。調べて納得です。
しかし、神様が宿った鉾、重たそうです…。一度見てたいですね!
参拝の前にはお清めを忘れずに!
桜門に向かって左側には「手水舎」があります。
参拝をする際には手を清めるのが作法です。冬場は少し冷たいですが、昔の人は全身清めていたようなので、それとくらべたら造作もありません!!
作法の案内もでているので、忘れずに清めてから行きましょう!
あくまで個人的な感想ですが、手水舎の水、美味しかった気がします。(お清めの場合は普通飲みません)
いよいよ桜門をくぐって拝殿へ!
いかがでしょうか!
左右に並ぶ灯篭と、1直線に伸びた参道。その先に佇む拝殿は美しいの一言に尽きます。
この日は平日だったのにも関わらず、旅行で来られている方(キャリーケースを持っていました)や、海外から来られたの方の姿を多く見かけました。
2月、「河津桜」も見られます
拝殿の左手には河津桜の木が植えてあります。この日はちょうど見ごろだったようで、たくさんの参拝客がカメラを以って集まっていました!
「河津桜」は多くの桜と違い、2月ごろのまだ寒い時期に見ごろを迎える桜です。
この他にも、「おみくじ」や「お守り」が買えたりします。
日本でも有数のパワースポット!どんなご利益があるの?
全国各地に約1300ある浅間神社の総本宮として有名な「富士山本宮浅間大社」。
そして、富士山信仰の象徴だということもあり、龍脈の気が留まる龍穴スポットとなっているそうです。このあと紹介する湧玉池も相まって他に類を見ないほどにすごい場所なんだそうです!
ご利益としては
- 火難消除
- 旅行安全
- 安産
があるそうです。旅行や観光で訪れる方も多いので、特にチェックしたいのが「旅行安全」ですね。
旅行などで訪れた際はバッチリ参拝していきましょう!
もう一つのパワースポット「湧玉池」(わくたまいけ)
「湧玉池」は、富士山の湧水でできていて、指定特別天然記念物になっています。
池の底から湧き出る水の様子が玉のようだったことから「湧玉池」だとか…。
水に浸けて運勢を占う「咲良みくじ」
富士山本宮浅間大社には、水に浸けると運勢が浮かび上がる「咲良みくじ」があります。「湧玉池」の水で占えば運気アップ間違いなしです!!
さて、お腹もすいてきました…
「お宮横丁」で富士宮やきそばに舌鼓!
富士山本宮浅間大社付近の観光で、忘れちゃいけないのが「お宮横丁」です。
先ほどの富士山本宮浅間大社から道を挟んで向かい側にあります!
看板や、オレンジ色ののぼり旗が見えるので、すぐに分かると思います!!
富士宮やきそば×モンブラン「麺ブラン」!
さっそく富士宮やきそばを食べようと思ったらこんなメニューが…。
麺ブラン
早速注文しました!
手前のカップに入っているのが「麺ブラン」です。富士宮焼きそばパンがカップに詰まっています。数量限定のようなので、注意してください。
写真の富士宮やきそばは「キャベツ」「肉かす」「削り粉」とスタンダードなものになっています。
特有のモチモチの所感はもちろん、食べ応えもバッチリです!
写真の富士宮焼きそばは「富士宮やきそば学会」の直営店なので、ここで食べておけば間違いナシです!!
お宮横丁には富士宮やきそば以外にも、ご当地グルメを楽しむことが出来ます。富士山本宮浅間大社で参拝をしたら是非、お腹を満たしに寄ってみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか?「富士山本宮浅間大社」と「お宮横丁」!
日本でも有数のパワースポットと、日本で一番のご当地グルメが揃っている場所もなかなかないのではないでしょうか。
是非、観光の際はどちらにも行ってみてください!