早春に咲く桜!一足早い春の訪れを感じよう!静岡県内おすすめの早咲き桜のスポット

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浜岡砂丘白砂公園

早咲きの桜…と言えば、静岡県河津町発祥の河津桜を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、静岡県には河津桜はもちろん、あたみ桜、土肥桜、掛川桜、カンザンジザクラなど様々な早咲きの桜があり、早春には、それぞれの景色の中、それぞれの色で県内各地を彩ってくれます。
静岡県で、一足早く風光る春を感じてみませんか?

伊豆エリア

熱海市_桜3
糸川遊歩道(熱海市)のあたみ桜

糸川遊歩道(熱海市)

熱海市街中心部、熱海銀座商店街の程近くを流れる糸川沿いに、海辺の親水公園に向けて整備されている糸川遊歩道には、土肥桜などとともに日本一の早咲きとして知られ、熱海市の木にも指定されている、あたみ桜約60本が植樹されています。
あたみ桜は、1871(明治4)年にイタリア人からもたらされたインド原産の品種とされており、ひとつひとつの花が大きく、濃いピンク色の花を咲かせることや、開花期間が約1ヶ月と、ソメイヨシノなどの約10日前後に比べ圧倒的に長いことが特徴です。
毎年1月上旬頃に蕾をつけ始めると、1月中旬~2月中旬にかけて咲き続け、訪れる人たちの目を楽しませてくれています。

【桜の種類】あたみ桜
【例年の見頃】1月中旬~2月中旬
【問い合わせ】熱海市観光協会 TEL:0557-85-2222

河津桜_河津川沿い
河津川沿い(河津町)の河津桜

河津川沿い(河津町)

早咲きとして特に知られる河津桜は、静岡県の河津町で原木が発見された桜で、沖縄などの暖かい地方に咲くカンヒザクラと、日本の野生種であるオオシマザクラとの自然交配種と考えられ、ソメイヨシノと比べて大きく、濃いピンク色の花を咲かせることや、1ヶ月近い開花期間を持つことが特徴です。
河津町の木に指定され、広く町内に植樹された桜は約8000本と言われていますが、このうち約1割にあたる800本が、町内を流れる河津川沿い約4㎞にわたる桜並木となっています。
毎年2月上旬~3月上旬に見頃となり、特に笹原公園近くの「菜の花ロード」では、足元を菜の花が黄色く彩る中、頭上をピンクに覆う河津桜を堪能することができます。

【桜の種類】河津桜
【例年の見頃】2月上旬~3月上旬
【問い合わせ】河津町観光協会 TEL:0558-32-0290

みなみの桜と菜の花_青野川沿い
青野川沿い(南伊豆町)の河津桜と菜の花

青野川沿い(南伊豆町)

南伊豆町の下賀茂温泉エリアを流れる青野川沿いには、約1000本もの桜が植樹され、「青野川千本桜」とも呼ばれていますが、そのうち約800本が早咲きの河津桜で、桜並木は約2㎞にわたり、毎年2月中旬~3月上旬頃に見頃を迎えます。
また、青野川の土手と、近くの休耕田約3万㎡を利用した敷地では、菜の花が一面を黄色く彩り、河津桜の濃いピンクとの鮮やかなコントラストが一足早い春の訪れを告げてくれています。

【桜の種類】河津桜
【例年の見頃】2月中旬~3月上旬
【問い合わせ】南伊豆町観光協会 TEL:0558-62-0141

土肥金山の土肥桜(画像提供:伊豆市)

松原公園芝生広場、土肥金山周辺など(伊豆市)

土肥桜は、あたみ桜などとともに日本一の早咲きと言われ、松原公園のほか、万福寺、土肥金山、丸山スポーツ広場、恋人岬など、土肥温泉エリアに大小あわせて400本ほどが植樹されています。
濃いピンクの花を咲かせ、『伊豆土肥』として品種登録されている紅種と、薄っすらとピンクがかった白種の2種類があり、土肥以外ではほとんど見ることのできない珍しい桜です。花弁が大きく、下向きに花を咲かせるのが特徴で、毎年1月上旬から咲きはじめると、1月中旬~2月中旬には見頃となり、木全体を紅く染める華やかな姿を披露してくれます。

【桜の種類】土肥桜
【例年の見頃】1月中旬~2月中旬
【問い合わせ】伊豆市観光協会土肥支部 TEL:0558-98-1212

狩野川堤防(伊豆の国市)の河津桜

狩野川堤防・城山付近(伊豆の国市)

伊豆の国市大仁の狩野川堤防沿いの道は、現役時代の読売巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さんが自主トレーニングに励んだことに因み、「長嶋茂雄ランニングロード」と命名されていますが、このうち、神島橋と狩野川大橋の間約500mには140本以上の河津桜並木が続いています。
伊豆の国市に合併する前の旧大仁町と、大仁ライオンズクラブが2002(平成14)年頃から植栽したもので、毎年2月上旬~3月上旬にかけて、濃いピンク色の花を勢いよく咲かせ、道行く人たちの目を楽しませてくれています。

【桜の種類】河津桜
【例年の見頃】2月上旬~3月上旬
【問い合わせ】伊豆の国市観光協会 TEL:055-948-0304

かんなみの桜_柿沢川沿い
柿沢川沿い(函南町)の河津桜

柿沢川沿い(函南町)

箱根山麓を源流とし、函南町・畑毛温泉に程近い田園を流れる柿沢川の堤防には、2001(平成13)年頃から「かんなみ桜の会」が植樹した400本以上の河津桜が、大切に育てられています。
桜並木は「畑毛せせらぎ公園」から下流の榎木橋までの両岸が中心で、毎年2月上旬~3月上旬には見頃を迎え、濃いピンクに色づく桜とともに、堤防を黄色く彩る菜の花、背後には箱根連山の眺望を楽しむことができます。

【桜の種類】河津桜
【例年の見頃】2月上旬~3月上旬
【問い合わせ】函南町観光協会 TEL:055-978-9191

西部エリア

浜岡砂丘白砂公園
浜岡砂丘白砂公園(御前崎市)の河津桜

浜岡砂丘白砂公園(御前崎市)

静岡県西部の御前崎市、遠州灘沿岸に広がる浜岡砂丘は、日本三大砂丘の一つに数えられる「南遠大砂丘(なんえんだいさきゅう)」の中でも最も広く、また冬季には、「遠州の空っ風」と呼ばれる風により砂丘表面にあらわれる風紋(ふうもん)の美しさなどで知られています。
その浜岡砂丘入口に整備された白砂公園に沿って走る太平洋岸自転車道には、約600mにわたり約230本の河津桜が植樹されています。毎年2月中旬~3月中旬に見頃を迎え、ピンク色に染まった桜とあわせ、浜岡砂丘の白い砂、遠州灘の蒼い海を堪能することができます。

【桜の種類】河津桜
【例年の見頃】2月中旬~3月中旬
【問い合わせ】御前崎市観光協会 TEL:0548-63-2001

掛川城_掛川桜
掛川城南側逆川沿い(掛川市)の掛川桜

掛川城南側逆川沿い(掛川市)

掛川桜は掛川市で発見・育成され、2014(平成26)に新品種として認定されたカンヒザクラ系統の桜で、河津桜よりひとまわり小さく、紫紅色の花が手毬状に集まり、うつむきがちに咲く姿が特徴です。
日本初の本格木造天守閣として復元された掛川城の南側を流れる逆川の両岸、約2㎞にわたり、300本以上が植樹されており、毎年3月上旬~中旬に見頃をむかえます。周辺を散策すれば、咲き誇る桜の枝越しに「東海の名城」と謳われた掛川城の雄姿を望むこともできます。

【桜の種類】掛川桜
【例年の見頃】3月上旬~3月中旬
【問い合わせ】掛川観光協会 TEL:0537-24-8711

はままつフラワーパーク_カンザンジザクラ
はままつフラワーパーク(浜松市)のカンザンジザクラ

はままつフラワーパーク(浜松市)

「はままつフラワーパーク」は浜名湖畔に位置し、自然の地形を活かした約30万㎡の広大な敷地に、四季折々、世界の花々が咲き誇るテーマパークです。
このフラワーパークには、同園が開園して間もなく蒔かれた沖縄のカンヒザクラの実生から、特に開花時期の早かった36本を選抜育種したオリジナル品種「カンザンジザクラ」があります。
毎年、1月上旬~2月中旬に開花して、園内を彩る他の花々とともに、一足早い春の訪れを告げてくれています。

【桜の種類】カンザンジザクラ
【例年の見頃】1月上旬~2月中旬
【問い合わせ】はままつフラワーパーク TEL:053-487-0511