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ホームスポット富士宮市内定期観光バス「強力(ごうりき)くん」に乗って、富士山の麓で世界遺産構成資産めぐりに出かけよ...

富士宮市内定期観光バス「強力(ごうりき)くん」に乗って、富士山の麓で世界遺産構成資産めぐりに出かけよう!

日本が誇る世界文化遺産・富士山。静岡県富士宮市は、その雄大な姿を間近に見られるまち。市内には、富士山の自然、信仰、芸術にまつわるさまざまな構成資産があります。富士急静岡バスが運行する富士宮市内定期観光バス「強力(ごうりき)くん」を利用して、効率よく構成資産をめぐりましょう。

現地でのガイドも!富士山世界遺産構成資産めぐりにおすすめの定期観光バス「強力くん」

「強力くん」は、富士山や世界遺産構成資産の写真のラッピングバスで運行しています

富士急静岡バスが運行している富士宮市内定期観光バス「強力くん」は、富士宮市内にある富士山世界遺産の代表的な構成資産をめぐる定期観光バス。午前ルートと午後ルートがあり、1日乗車はもちろん、午前のみ、午後のみの乗車も可能です。車内では、コースで立ち寄るスポットのガイダンスが日本語と英語で流れます。さらに山宮浅間神社、村山浅間神社、富士山本宮浅間大社、人穴富士講遺跡では、現地スタッフのガイド付き。それぞれの施設について案内をしてくれます。

JR身延線富士宮駅のバス乗り場にあるバスきっぷうりばで乗車券を購入します
案内所でもらったチラシで周遊ルートをチェック
「強力(ごうりき)」とは、昔、富士登山の案内や山頂まで荷物を運んでいた人のことです

今回は、午前ルートから山宮浅間神社、村山浅間神社、午後ルートから人穴富士講遺跡、富士高砂酒造をピックアップしてご紹介します。

山宮浅間神社 古代の富士山信仰の形を今に伝える浅間神社の起源

山宮浅間神社の遙拝所から仰ぎ見る富士山

浅間大神(あさまのおおかみ)と呼ばれる「木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)」を祀る浅間神社。全国に1300ほどあると言われる浅間神社の総本宮、富士山本宮浅間大社の社伝によれば、その起源はこの山宮浅間神社にあると伝えられています。
紀元前27年頃には、富士山の噴火を鎮めようと浅間大神を祀っていましたが、当時は山足の地と呼ばれる富士山の麓を転々としていたといいます。山宮浅間神社は、110年、日本武尊が(やまとたけるのみこと)が東征の際、浅間大神を祀った場所とされています。その後、806年に征夷大将軍坂上田村麻呂が現在のに浅間大神を遷しました。それ以来、もともと浅間大神を祀った浅間神社(元宮)は、里にある富士山本宮浅間大社に対して、山にある山宮浅間神社となりました。

鳥居を抜けて灯籠が並ぶ参道を進んで遙拝所に向かいます
参道の途中にある籠屋(社務所)には賽銭箱があり、平日は書き置きの御朱印がいただけます
道上にある丸い大きな石は、明治初期まで行われていた山宮御神幸の祭に、祭神が宿った鉾を休めた鉾立石です
鉾立石は富士山の噴火でできた火山弾。山宮のパワースポットと言われます。

参道を進み階段を上ると、玉垣で囲まれた遙拝所があります。山宮浅間神社には本殿がなく、富士山そのものをご神体として拝みます。遙拝所の中には、祭壇や儀式を執り行う役職者の席などが溶岩を並べて区切られています。

遙拝所越しの富士山。一番奥に富士山に向けた祭壇が設けられています
富士山は、空気が澄んでいる11月から3月頃がきれいに見えます。
土・日曜、祝日は、駐車場脇の案内所で御朱印がいただけます
案内所の中には資料が展示されていて、休憩するスペースもあります
【山宮浅間神社】
住所:〒418-0111 静岡県富士宮市山宮740
電話:0544-58-5190(案内所 ※土日祝日の10:00〜15:00)
営業時間:境内自由
料金:境内無料
駐車場:あり
ホームページ:https://fujinomiya.gr.jp/guide/1159/

村山浅間神社 神仏習合の名残、大日如来が祀られる修験道の一大拠点

駐車場付近からは富士山の雄大な姿をバックに、鳥居や大日堂の屋根を望めます

富士山崇拝などの山岳信仰と仏教が融合した、日本独特の宗教観を持つ修験道。村山浅間神社は、江戸時代は神仏習合の冨士山興法寺と称していましたが、明治時代の初めの神仏分離令により、村山口登山道の起点(根元)に由来する冨士根元宮村山浅間神社と大日堂に分かれました。

大正2(1913)年に再建されたと伝わる村山浅間神社の現社殿
鳥居の扁額には「冨士根元宮」と記されています
赤鳥居の奥には、村山修験の祖と言われる末代上人を氏神として祀る高嶺総鎮守社があります
禊ぎを済ませた修験者が富士山山頂を目指して行った、村山登山道の入口

かつての冨士山興法寺の中心的なお堂だった大日堂。内部には鎌倉時代の作と伝わる大日如来座像などが安置されています。
大日堂の周辺には、修験者が富士登山の前に禊ぎを行った水垢離場や、護摩壇など、修験場としての遺構が今も残されています。毎年7月10日の富士山開山祭・入山式では、ここで水垢離や護摩炊きの儀式が執り行われます。

富士山麓でも一大修験場だった村山の中心的なお堂だった大日堂
内部には鎌倉時代の作と伝わる大日如来座像などが安置されています
富士山に登る前に清らかな山の湧き水で身を清めた水垢離場
案内所では村山浅間神社と、冨士山興法寺の御朱印がいただけます
【村山浅間神社】
住所:〒418-0012 静岡県富士宮市村山1151
電話:0544-26-6713(案内所 ※土日祝日の10:00〜15:00)
営業時間:境内自由
料金:境内無料
駐車場:あり
ホームページ:https://fujinomiya.gr.jp/guide/1163/

人穴富士講遺跡 江戸時代に隆盛を極めた富士講の聖地

富士講の人々によって建立された碑塔が並んでいます

噴火が沈静化してきた平安時代末期頃から、富士山は遠くから拝む対象だけでなく、霊力を手に入れるための登拝の山として、多くの修験者が山頂を目指すようになりました。江戸時代中期になると、講と呼ばれる仲間で積み立てたお金で、仲間のの祈念を託された代表者が富士登山をする富士講が盛んになっていきました。富士講の開祖、長谷川各行が籠もって修行をし、悟りを開いたことから、人穴は富士講の聖地となりました。人穴富士講遺跡には、各行が修行した溶岩洞窟の人穴、人穴浅間神社、富士講の人々によって建てられた先達の供養碑や祈願奉納碑、登拝の顕彰祈念碑などが建ち並ぶ碑塔群があります。

富士講遺跡の入口には人穴浅間神社の鳥居が建っています
富士山の噴火でできた溶岩洞穴の人穴。内部には碑塔や石仏が建立されています(人穴には許可なく立ち入りはできません)
江戸時代まであった大日堂に替わり、明治時代の神仏分離令によって人穴浅間神社が置かれました
主に関東地方の富士講の人々によって建てられた碑塔は200基以上。講の所在地やシンボルマークが刻まれています
【人穴富士講遺跡】
住所:〒418-0102 静岡県富士宮市人穴206
電話:0544-52-1620(案内所 ※土日祝日の10:00〜15:00)
営業時間:境内自由
料金:境内無料
駐車場:あり
ホームページ:https://fujinomiya.gr.jp/guide/1173/

人気の酒蔵・富士高砂酒造 清らかな富士山の湧き水で伝統的な酒づくりを行う

天保元(1830)年創業の冨士高砂酒造

結婚式で謡われる謡曲「高砂」にその名が由来すると伝えられる富士高砂酒造。江戸時代、東海道を行き来していた近江商人の山中正吉が、能登の杜氏とともに、この地に酒蔵を構えてから間もなく200年を迎えます。仕込み水は、100年という長い年月をかけて湧き出る富士山の伏流水を使用しています。ここでは、今では日本酒全体の3%ほどしか生産されないという、伝統的な山廃仕込みによる酒をつくり続けています。蔵には売店を併設。代表銘柄の「高砂」をはじめ、日本酒で仕込んだ梅酒、飲みやすさで女性にも人気の果実酒やヨーグルト酒、ウイスキーやスピリッツなど、さまざなま商品を購入できます。

造り酒屋の歴史を感じる売店。ここでしか買えないお酒や限定グッズもあります
試飲コーナーでは、蔵のスタッフにお酒の特徴を聞きながら、好みをお酒を選べます
飲み比べると味や香りの違いをはっきりと感じられます。富士山の伏流水もいただけます
売店限定販売の「裏高砂」は、“今が飲み頃”というタイミングで販売されている、蔵直売ならではのお酒です

富士宮市内定期観光バス「強力くん」では売店への立ち寄りだけとなりますが、富士高砂酒造では、事前予約制で蔵見学をすることができます。敷地内で汲み上げる富士山の伏流水や、仕込み、貯蔵のこだわりなど、実際に蔵をめぐりながら話を聞くと、日本酒への興味がさらに湧いてきます。

地下から汲み上げられる富士山伏流水(仕込み水)。長い時間に不純物は濾過され、ミネラルを豊富に含むまろやかな水として湧き出てきます
蔵の歴史を物語る通い瓶や陶器樽が並ぶ蔵の中。酒づくりの工程をパネルを見ながら説明を聞きます
出荷を待つお酒が入っている大きなタンクがずらりと並んでいます
)江戸時代の古い大福帳。現在は、和紙の特製を活かして貯蔵タンクの目張りに使われているそうです
「薬師蔵」の屋根裏には、明治時代の廃仏毀釈運動で破棄される運命にあった、富士山頂にあった薬師如来を救い出し祀っています
【富士高砂酒造】
住所:〒418-0055 静岡県富士宮市宝町0-25
電話:0544-27-2008
営業時間:平日9:00〜17:00、土・日曜、祝日10:00〜17:30
定休:1月1日・2日
駐車場:あり
ホームページ:https://fuji-takasago.com/

※蔵見学は事前に予約が必要(上記電話番号から予約申し込みをしてください)
所要時間:約45分(10:00〜15:30の間で受付)
料金:無料

まとめ

富士山の麓に点在する、富士山世界遺産構成資産を効率よくめぐるには、富士急静岡バスが運行する富士宮市内定期観光バス「強力くん」が便利です。構成資産をめぐると古代の富士山信仰や修験者の修行の場としての歴史を知ることができ、富士山が世界文化遺産に登録された理由をより深く理解できます。間近で見る迫力満点の富士山ビューはもちろん、富士山がつくりだした美しい自然を体感しながら、「強力くん」で、快適な旅を過ごしてくださいね。

今回はこんな行程で楽しんできました(2025年3月9日現在)

※( )内は見学時間
※繁忙期・年末年始は運行日を変更する場合があります。詳しくは富士急静岡バスホームページでご確認ください。

【午前ルート】
9:30 富士宮駅バス乗り場発① → 山宮浅間神社②(30分) → 村山浅間神社③(30分) → 富士山本宮浅間大社④(30分)→ 12:35 富士宮駅バス降り場着⑤

【午後ルート】
13:00 富士宮駅バス乗り場発① → 白糸の滝②(30分) → 田貫湖③(15分)→ 人穴富士講遺跡④(25分) →富士ミルクランド⑤(20分) → 富士高砂酒造⑥(30分) → 富士山本宮浅間大社⑦(30分) → 17:10富士宮駅バス乗り場着⑧

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