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ホームスポット絶景はままつフラワーパーク ~世界の花のテーマパークで癒やしと感動を~

はままつフラワーパーク ~世界の花のテーマパークで癒やしと感動を~

昭和45年に開園して以来、浜松市民の憩いの場として愛されてきたはままつフラワーパーク。2013年には日本初の女性樹木医・塚本こなみさんが理事長に就任し、魅力溢れるディスプレイで国内外から訪れる多くの人を魅了しています。

開園50周年を迎えた2020年には大噴水がリニューアル。大温室近くには、斜面をエレベータに乗る感覚で移動できるスロープカーも設置され、足の不自由な方や、車いす、ベビーカーの移動がぐっと楽になりました。

そこで、四季折々のお花が美しいことはもちろん、癒しと感動を与えてくれるアメイジングパークへと進化を続けるはままつフラワーパークをご紹介します。


アクセスと時季ごとに変動する入園料

はままつフラワーパークは、東名舘山寺スマートインターより車で5分、浜松西インターからは車で約15分と車でのアクセスが便利な場所にあり、浜名湖の近くに位置しています。

入園料は季節ごとに異なっており、大人の場合では、3~6月が600円~1,000円(花の咲き具合で変動)、7~8月は無料、9~2月は500円(園内で利用できる300円のお買い物券付)となっています。

夏は無料、秋から冬にかけてもお買物券付で大変お得な価格となっているので、1年に何度でもお出かけいただきたいスポットです。
また、隣接する浜松市動物園とは、園内でつながっており、お得な共通券も販売されているんですよ。
※詳細は下記、はままつフラワーパーク公式HPよりご確認ください。

はままつフラワーパークのランドマーク! 三角花壇と大噴水

正面ゲートをくぐり、季節のお花が植えられているウェルカムガーデンを過ぎると、正面に三角花壇と大きな噴水池が目に飛び込んできます。

三角花壇には、今回は元気いっぱいの笑顔がお花で描かれていましたが、デザインは模様替えされるので、行くたびに新鮮なワクワクが。また、ここは開園当時から遠足で訪れる子供たちのお弁当スポットともなっており、多くの浜松市民の胸に刻まれるはままつフラワーパークのランドマークともいえる花壇なんです。

三角花壇と大噴水ショー

噴水池では、毎時ちょうどと、30分に大噴水ショーが開催されます。噴水には湖面を飛び立つ白鳥や花の開花がイメージされており、音楽は浜松出身の作・編曲家鈴木豊乃氏が手掛けているそう。音響にもこだわっているそうで、音楽の都・はままつならではの噴水ショーが楽しめます。

まるでおとぎの国の乗り物!フラワートレイン

フラワートレインはまるでお伽の国の乗り物

はままつフラワーパークの敷地面積は約30万㎡、東京ドームの約6.4倍です。とても広い園内を巡るのにおすすめしたいのが観覧乗り物・フラワートレイン。

フラワートレインは園内をおよそ15分で一周します。5つの停留所があり、好きな停留所で乗り降りができるので便利な上、乗車中は広い範囲のお花畑を眺められるので気分も最高に!

園内を自分の足で散策したい!という方には、お花見と散策を兼ねた3つのコースが用意されているので、マップをもらってトレッキングを楽しみましょう。

芝生広場休憩所

大温室横のモザイカルチャー

季節ごとの見どころ

一年を通じてさまざまな花のリレーが展開されるはままつフラワーパーク。ここで季節ごとの見どころをご紹介します。

春 ~桜とチューリップが彩る夢のフェアリーランド~

一面に咲き誇るチューリップと桜の競演

3月下旬、50万球のチューリップと1300本の桜の競演が浜名湖に本格的な春の到来を告げます。
その景色はまるで妖精の国に迷い込んだような美しさ。チューリップは園内で扱っているだけでも100品種以上あるといい、花壇ごとに配色を変えてデザインされているため、すべての場所が撮影スポットに。
さまざまな色や形、さらに早咲き・中咲き・遅咲きの種類を植えているため、同じ花壇でも1週間後には全く違う景色を楽しめるそうですよ。

桜とチューリップのあとには、紫色や白の幻想的なグラデーションを創り出すフジの開花が始まります。
横浜イングリッシュガーデンの河合伸志さん監修のもと造られたローズガーデンでは、色とりどりのバラが咲き乱れ宿根草とともに美しい自然美を織り成します。

春の花々咲き乱れるスマイルガーデン
ローズガーデン 音楽の都・浜松にちなんで作曲家や演奏家など音楽にまつわる名前を持つ品種を中心に植えられている。

塚本こなみ理事長とフジ

塚本こなみ理事長
塚本こなみ理事長

ここで、はままつフラワーパークの理事長塚本こなみさんと、フジの育成が得意な塚本さんの手掛けるフジをご紹介。

2013年にはままつフラワーパークの理事長に就任された塚本こなみさんは、日本初の女性樹木医。樹齢130年の4本の大藤を栃木県のあしかがフラワーパークに移植し、施設の再建に大きく貢献したことでも有名です。

その塚本さんが手掛けるはままつフラワーパークの藤棚は、年々ボリュームが増しており、現在の広さはおよそ3,000㎡。

4月下旬頃からは棚の長さ80mに渡る紫色のノダ九尺フジ、20mの八重黒龍フジが咲き誇ります。少し遅れてゴールデンウィーク頃見頃となる、70mのシロフジは甘い香りも特徴となっていますので、頭上に咲く花房を仰ぎ見ながら優雅に散策を。

その他にも、白、ピンク、紫など5色の花の鉢植え100鉢や、20本を超える珍しい庭木仕立てなどもあり、フジの奥深い魅力を発見することができます。

また、2019年から始めたフジの夜間開園「フジ&スマイルガーデンライトアップ」 も見どころの一つ。
照明によってさらに輝きを増す花たちに酔いしれてみてはいかがでしょうか。(期間:4月下旬~5月上旬)

フジ栽培の第一人者であり、はままつフラワーパークの理事長でもある塚本こなみさんプロデュースの「170メートルの藤棚」は、壮大なスケールで幻想的な空間を作り出します。

フジ&スマイルガーデンライトアップ (期間:4月下旬~5月上旬)

夏 ~まるで絵画のよう!暑さに負けず咲き誇るピクチャレスクガーデン~

初夏には、アジサイ並木や野生アジサイ園や、日本庭園の花菖蒲園が見頃を迎えます。
そして、7~8月には蓮の花やヒマワリ、キバナコスモスが元気に開花します。太陽に照らされて花が力強くに咲く景色はまるで油絵の中の世界のよう。真夏のお花から夏を乗り切るパワーをたくさんもらいましょう!
また、水鳥の池にはハスの花も開花。深緑の湖面に浮かぶ淡い桃色のハスを眺めながら散策すれば、日ごろのストレスもどこへやら。いつのまにか心も穏やかに。

アジサイ並木
ヒマワリ(梅園下の花壇)

秋 ~風になびく花々に癒されるヒーリングガーデン~

9~10月の初秋には、赤、白、黄色、ピンクのヒガンバナが秋風に揺れながら凛と咲く姿を見せてくれます。この花にはアゲハ蝶の仲間がよく飛んでくるそうで、絶好のフォトスポットにもなっているんですよ。
10~11月には紫色の美しいアメジストセージや秋のバラが見ごろに。秋のバラは、色鮮やかにたくさんの花が咲き誇る初夏に対し、数こそ少なくても香り高く、美しいと言われるそうです。そして、コスモスや菊へと秋の花のリレーは続きます。

ヒガンバナ
アメジストセージ

冬 ~寒い季節も煌めくアメイジングパーク~

冬は花が少ないのでは…と思われるかもしれませんが、寒い冬でも楽しめるのが、はままつフラワーパークの真骨頂!
11月下旬~12月には100万球のLEDが煌めくフラワーイルミネーションが開催されます。期間中、噴水池を中心に園内は柔らかな光で包まれ、大温室クリスタルパレスはクリスマス一色に。
1~2月には菜の花や紅白の梅、早咲きの舘山寺桜や河津桜など…次第に園内が色鮮やかに染まり始めると季節はまた春へ…
はままつフラワーパークでは、1年を通して生命の息吹が感じられます。

幻想的なイルミネーションと大噴水ショー
舘山寺桜

すべてがSNS映えの大温室クリスタルパレス

大温室クリスタルパレス 

温室というと熱帯植物を思い浮かべると思いますが、この全面ガラス張りのクリスタルパレスの主役は「花」。

年6回テーマを替え、ストーリー性のある季節に合わせたディスプレイが展開され、いつ訪ねても色とりどりの花でいっぱいです。この温室のデザインや飾り付けはすべてスタッフが行っているそう。手入れされた花が美しく咲く姿に、スタッフの花を慈しむ想いが感じられますね。 

ローズソフト(ローズジュレがけ)

温室内にはカフェもあるので、ちょっと休憩しましょう。おすすめはダマスクローズの香りと紅麹の天然色素が使われた「ローズソフト」。
ダマスクローズの天然の香りに優雅な気分に浸れます。

大温室クリスタルパレス横のスロープカー 15mの高低差をゴンドラ型の昇降機で1分半で移動できます。


こだわり素材のレストラン「花の散歩道」

さて、園内を散策し、お腹が空いてきたところでレストランへ。
今回は、メインエントランス内のカフェレストラン「花の散歩道」で、ランチをいただきました。メニューは、塚本こなみ理事長の自家農園で採れたこだわり野菜を使った「まじめな野菜カレー」と園内で採蜜されたはちみつ「ふらまるハニー」をかけた「こなみソフトプレミアム」。素材からこだわったメニューはどなたにもおすすめです。(※「ふらまる」はまままつフラワーパークマスコットキャラクターの名前です。)

まじめな野菜カレー
こなみソフトプレミアム
Rusoma Café フラワーパーク店 のフルーツサンド


このほかにも、クリームチーズサンド専門店「ルソマサンド」のカフェ、カフェハミング Rusoma Café フラワーパーク店があります。SNS映えするおしゃれなフルーツサンドはおやつにもぴったりですよ。

まとめ

長年浜松市民に愛されてきた憩いのスポットはままつフラワーパークは、美しく感動を与える花のテーマパークとして、開園50年を超えてなお発展し続けています。
心を込めて育てられた花々の織り成す美しさは、知らず知らずのうちに心にも身体にも元気を与えてくれるもの。
何度も訪れたくなる癒しと感動のスポット、はままつフラワーパークへぜひお出かけください。

<はままつフラワーパーク>

■所在地 静岡県浜松市中央区舘山寺町195
■電話番号 053-487-0511
■営業時間 

営業時間
3~9月9:00~17:00
10~11月 9:00~16:30
12~1月 10:00~16:30
※入園は閉園30分前までとなります。   
※季節により夜間開園する場合があります。

■入園料 入園料は花の開花状況等によって変動します。
     詳細ははままつフラワーパークHPにてご確認ください。

早春の梅園
花しょうぶ園

おまけ 宿泊は風光明媚なかんざんじ温泉へ

はままつフラワーパークに来たら、近くのかんざんじ温泉でぜひ浜名湖の自然を満喫してください。東名高速道路の舘山寺スマートインターチェンジも開通し、アクセスが便利になったかんざんじ温泉。
浜名湖周辺ではうなぎ、とらふぐ、はも等の高級食材から浜松餃子、ご当地グルメの牡蠣カバ丼までグルメも充実しています。浜名湖遊覧船や湖上を渡るロープウェイでは雄大な浜名湖の景色を堪能できますよ。

風光明媚な舘山寺温泉
浜名湖遊覧船


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