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見渡す限りの緑!牧之原台地で、大茶園の絶景と茶摘み体験&ななやの抹茶ジェラートを楽しむ。【グリンピア牧之原】

お茶どころ静岡県には、たくさんのお茶の産地があります。中でも静岡県の中部にある牧之原台地は、全国的にも有数の茶産地で、広大な茶畑が広がっています。遠くには富士山も望むことができるこの茶畑の景色は、静岡県ならでは。日本人はもとより海外から訪れる旅行者も、この景色に大きな感動を覚えるそうです。
日当たりのいい台地や斜面に広がる広大な茶畑の総面積は約2,610ha。牧之原大茶園と呼ばれるこの辺りには、お茶の加工場や販売店も点在しており、お茶摘み体験ができたり、お茶やお茶スイーツを味わったりすることができます。新茶の刈り取り直前の新緑が眩しい季節に、牧之原台地を訪ねましたので、見どころをご紹介していきます。

これぞ日本の原風景!きれいに整えられた茶畑が広がる、牧之原大茶園

新茶の季節、晴れた日には雪が残る富士山も見えます

見渡す限り茶畑の風景は壮観。青空と富士山とのコラボも最高!

牧之原のお茶栽培は、明治時代の到来とともに始まりました。幕末の大政奉還後、隠居した徳川慶喜とともに多くの幕臣が駿府(今の静岡市)に移り住みました。しかし、明治2(1869)年の版籍奉還によって武士という職を失い、生計を立てるために牧之原台地を開墾、茶農家へと転身しました。荒廃地の上、水も不足する台地で懸命にお茶の栽培に従事し、お茶の一大産地へと発展させました。

茶摘み間近のお茶の木は、黄緑色の新芽に覆われています
春先、霜が降りないように茶畑に風を送るたくさんの防霜ファンが立っています

壮観な茶畑ビューは、牧之原台地を訪れる旅行者にも人気です。四季折々で美しい景観が楽しめますが、新茶の刈り取り直前の4月中旬から下旬にかけては、特におすすめの時期。新芽が太陽の光を受けてキラキラと輝き、柔らかな萌黄色の絨毯のような景色が一面に広がります。

茶畑は公道上から見ることができます。許可なく茶畑に立ち入ったり、お茶の葉を摘んだりしないでくださいね。
景色を楽しんだ後は、近隣の施設でお茶摘み体験や飲み比べをしてみましょう。

老舗の製茶会社で、牧之原茶を触って、味わって、もっと知る

老舗の製茶会社が運営しているグリンピア牧之原
ポキッと摘み取る感触が心地いいお茶摘み体験

グリンピア牧之原は、お茶の加工場の見学が無料でできるほか、お茶摘み、試飲など、牧之原のお茶づくりを丸ごと体験できる、お茶と健康のテーマパーク。もちろん、美味しいお茶がその場で買える直売店も併設しています。

茶畑の中でお茶の香りに包まれる、ヒーリング効果も満点なお茶摘み体験を

茶摘み衣装に着替えて茶摘み体験(有料)もできます

グリンピア牧之原の人気体験メニューは、広大な自社茶園で手摘みができるお茶摘み体験。最初に摘み方のレクチャーをしてもらったら、時間内は自由にお茶が摘めます。摘んだ茶葉は持ち帰って、天ぷらにしたり釜炒り風煎茶でいただいたり。電子レンジで紅茶や烏龍茶づくりもできます。活用方法のレシピがもらえるので、参考にしてみて。

施設に隣接した茶畑でお茶摘み。ほのかに香るお茶の香りと開放感に癒やされます
手摘みでは、柔らかな新芽の部分を摘み取ります

茶摘み体験は、4月中旬〜5月中旬(一番茶)、6月中旬〜7月上旬(二番茶)、9月中旬〜10月上旬(四番茶・秋冬番茶)の時期に受け付けています。お茶の生育状況によって時期が前後することもあるので、ホームページのお知らせや、電話による問い合わせなどで確認してください。基本的には現地で当日受付になります(団体は要事前相談)。
茶娘衣装のレンタル(小学生以上の女子対象)もあります。希望する場合は、前日までに電話で予約してください。

【お茶摘み体験】
料金:大人1,000円、小学生800円 ※茶娘衣装レンタルは別途1,500円
時間:10:00〜15:00までの間にて約30分間 ※開始時間は当日の受付にて案内。茶娘衣装レンタルは開始時間の指定あり
詳細はホームページにてご確認ください。

工場見学で美味しいお茶ができる作業行程を見てみよう

ガラス越しにお茶工場の中が見えます

牧之原は健康にも効果があると言われる深蒸し茶発祥の地。グリンピア牧之原では、実際にお茶の加工をしている様子がガラス越しに見られる工場見学(無料)ができます。工場棟には、牧之原のお茶の歴史を説明したパネルや、昔の加工機械なども展示しています。お茶を蒸す香りに癒やされながら、お茶の栽培や加工方法、効能なども学べます。

イラスト入りの解説パネルで、牧之原茶の歴史を学べる「牧之原歴史資料室」
昭和初期まで使われていた製茶機械。機械の前を通ると動く様子が見られます

工場棟の3階では、チョコレートを製造しています。チョコレートを型に入れて冷やし固め、型から取り出して商品として包装するすべての工程が、スタッフの手作業で行われている様子が見学できます。チョコレートは、直売店「お土産処 逸品館」で販売しています。

チョコレートづくりの一つひとつの工程が、丁寧な手作業で行われています
お茶チョコ(2枚入り)「牧之原深蒸し茶」432円、「藤枝抹茶」540円、「岡部玉露」540円

お茶工場を見学した後は、大人気の「ななや抹茶ジェラート」を食べながらひと休み

左から「黒ごま」「ほうじ茶No.5」「抹茶No.5」各400円

濃い抹茶ジェラートとして、今や全国的にも有名な「ななや抹茶ジェラート」。静岡県産の抹茶をふんだんに使った濃厚な抹茶ジェラートは、7段階の中から好みの濃さを選んでオーダーを。また、同様に濃さが選べるほうじ茶ジェラートは、グリンピア牧之原限定のフレーバー。コーヒーのようなほろ苦さとミルク感が絶妙にマッチしています。新茶や季節のフルーツを使った期間限定フレーバーもお見逃しなく!

おみやげ選びの前に、お茶を飲み比べてお気に入りの味を見つけよう

お茶やお茶と一緒にいただきたいお菓子が豊富に揃う直売店「お土産処 逸品館」

直売店「お土産処 逸品館」は、煎茶やほうじ茶をはじめ、オリジナルのフレーバーティーや、お茶と一緒にいただきたいお菓子などが豊富に揃っています。試飲コーナーには、数種類のお茶が用意されているので、飲み比べてお気に入りの味を見つけてくださいね。

多彩なお茶を飲み比べられる試飲コーナー
グリンピア牧之原のおすすめ茶葉。左から「緑アールグレイ」、「水出し茶」、「静岡牧之原煎茶ティーバッグ」各540円
【グリンピア牧之原】
住所:〒421-0508 静岡県牧之原市西萩間1151
電話:0548-27-2995
営業時間:10:00~17:00
定休:年末年始
料金:無料(体験料は別途)
駐車場:あり(無料)
ホームページ:http://www.grinpia.com/

まとめ

飲むだけじゃない楽しみ方ができる静岡のお茶。牧之原大茶園の他にも、牧之原台地にはたくさんの茶畑が広がっているので、ぜひお気に入りのビュースポットを見つけてください。景色を楽しんだ後は、美味しいお茶やお茶スイーツも味わってくださいね。

牧之原台地の茶畑ビュースポットは、牧之原市役所お茶振興係のホームページでも案内しています。

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