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ホームその他駿河湾フェリーはJR清水駅直結!富士山を眺めながら、船旅で伊豆半島へ行こう!

駿河湾フェリーはJR清水駅直結!富士山を眺めながら、船旅で伊豆半島へ行こう!

ハロナビしずおか

静岡市と伊豆半島を結ぶ駿河湾フェリー。新幹線が停まるJR静岡駅からフェリー乗り場までは、JRの在来線で楽々アクセスできます。伊豆旅行の思い出に、富士山を眺めながらの船旅と、歴史ある土肥温泉散策をプラスしてみてはいかかがでしょうか。

JR清水駅の改札口からフェリー乗り場までは、徒歩でわずか3分

改札を抜けた自由連絡通路から、みなと口へ向かいます

清水駅へは新幹線が停まる静岡駅から在来線で約15分。駿河湾フェリーの乗り場と清水駅はペデストリアンデッキで結ばれていて、他の交通手段に乗り換える必要がありません。

みなと口の階段を下りずに、案内看板に従って右手に進みます
「河岸の市 いちば館」方面へ、デッキを通って道路を渡ります
階段を下りたら駿河湾フェリーのチケット売場・待合室があります

海上から富士山を望む駿河湾フェリーで、伊豆半島の土肥港へ

黄金のフェリーの旅で幸運に出合えるかも

日本一高い富士山を眺めながら、日本一深い駿河湾をクルーズ。清水港と西伊豆の土肥港を約90分で結ぶ駿河湾フェリーの航路は、「県道223号 清水港土肥線」に認定されています。船上は、“ここだけ”の風景に出合える特別な場所。潮風に吹かれてデッキから眺める駿河湾の雄大な景色は格別です。

運航は毎日3往復。清水港からは7:40、11:20、14:40に出港します。今回は11:20の第2便に乗って、土肥港へ。土肥のまちを散策した後、バスに揺られて宿泊する修善寺温泉へ行きます。

清水魚市場 河岸の市で海鮮ランチをテイクアウトして乗船

駿河湾フェリーの徒歩乗船は予約不要です。当日、チケット売場で乗船券を購入します。乗用車、バイク、自転車での乗船は先着順での乗船ですが、事前にインターネットから予約をしておけば安心です。

チケット購入後、出港まではゆったりとした待合室で過ごせます
駿河湾フェリーの待合室から、河岸の市のいちば館へはそのまま行けます

第2便はお昼時の乗船。隣接する清水魚市場 河岸の市のいちば館には、海鮮丼や鮨などを販売している店舗があるので、船上でいただくランチに海鮮丼を買って乗船しました。

思いおもいに過ごせる船内。話題のオリジナルグッズもチェック!

船内2階の特別室はラグジュアリーな空間

船内1階の客室は、駿河湾の風景が見える座席や食事がしやすいテーブル席、気軽に横になれる畳敷きのスペースなど、人数や過ごし方に合わせて選べる座席が揃っています。
2階の特別室(オーシャンルーム)は、駿河湾が一望できるラグジュアリーな空間。利用料金は通常運賃にプラス1,000円で、フリードリンクが付きます。

2階特別室。ラウンジ仕様のフロアで快適な船旅を
特別室の船首側のシートは、座ったままで駿河湾が一望できます
グループで利用しやすい1階客室のテーブル席
テイクアウトした海鮮丼で船上ランチタイムを楽しみます

船内1階にある売店「フェリーズカフェ」では、ソフトドリンクやクラフトビール、地酒、お菓子などを販売。乗船の記念になる限定販売のオリジナルグッズも揃っています。

ドリンクの他、ご当地カップ麺なども販売するフェリーズカフェ
駿河湾をイメージした、青い「駿河湾ジェラートNo223」450円は船内売店限定販売
旅行中のサブバッグにもおすすめのサイズ感。「223バッグ(大)」1,500円
「223(ふじさん)ばうむ」1,200円。しっとりと焼き上げたバウムクーヘンに、オーシャンブルーのバタフライピーのジュレをトッピング

伊豆半島の山影が大きくなるとまもなく、駿河湾フェリーは伊豆半島側の玄関口、土肥港に到着します。土肥から修善寺まではバスで移動しますが、その前に土肥のまちを散策してみましょう。

船上から見る駿河湾と伊豆半島の景色
土肥のまちへは海沿いの遊歩道を通って行くのがおすすめ
【駿河湾フェリー】
住所:〒424-0823 静岡県清水区島崎町149
電話:054-353-2229(9:00〜17:00)
時間:【清水港発】第1便7:40 第2便11:20 第3便14:40  【土肥港発】第1便9:35 第2便13:00 第3便16:30
   ※荒天、点検等による欠航、運休あり ※運航情報は、毎日午前6:30にHPにて公表
ホームページ:https://www.223-ferry.or.jp/

歴史や自然、人気のスイーツも堪能!土肥のまちをぶらり散策

土肥を代表する観光スポット「土肥金山」

静岡県伊豆市土肥は、400年の歴史を誇る温泉地。江戸時代、土肥金山の開発によって温泉が湧き出したことが始まりです。土肥のまちには多くの温泉宿があり、中心地にある松原公園の足湯「黄金の湯」は、誰でも無料で利用できます。

金づくしのテーマパーク「土肥金山」で金運アップを祈願しよう

坑道内に祀られている山神社

土肥観光ではずせないのは、土肥金山。天下を取った徳川家康は金山開発に力を入れましたが、土肥金山もそのひとつで、佐渡金山に次ぐ金の生産量を誇った時代もありました。江戸時代の採掘の様子を等身大の人形で再現した観光坑道の中には、黄金の鳥居が建つ山神社や湧き水でお金を洗う銭洗いなど、金運パワースポットも。歴史を学びながら、金運アップの願掛けをしていきましょう。

ここから坑道の中へ。入口の前に立つと、ひんやりした空気が流れてきます
黄金の鳥居の山神社。金山で働く鉱夫たちは作業の安全と黄金の幸を祈念してから坑道に入りました
金の採掘の様子を再現する人形は、なかなかリアルですよ
坑道を掘り進めた跡がそのまま残っています

土肥金山には観光坑道のほか、砂金採り体験ができる「砂金館」、金鉱石や金山の産出品、江戸時代の様子を伝える展示がある「黄金館」があります。また、おみやげ売場では黄金に輝くグッズや、金箔を使ったお菓子、地元の名産などを販売。売店のみの立ち寄りもできます。

売店も金づくし!?お菓子やグッズなど、多彩な品揃えです
人気No.1の「黄金カステラ」とNo.2の「土肥金山カステラ」
【土肥金山】
住所:〒410-3302 静岡県伊豆市土肥2726
電話:0558-98-0800
営業時間:9:00〜17:00(入場受付最終16:30。観光坑道+砂金採り体験は15:50)※食事処葵、喫茶金の砂は11:00〜
定休:無休(点検等による休業あり)
料金:観光坑道&黄金館共通 大人1,200円 小人(小学生以下)600円/砂金採り体験 大人1,000円 小人(小学生以下)800円(2025年11月から体験料改訂)
駐車場:あり
ホームページ:https://www.toikinzan.jp/

伊豆の旬を味わうジェラートでブレイクタイム

ミルクやフルーツのフレッシュさが口いっぱいに広がります

温泉宿が建ち並ぶ土肥の中心部にある、イタリアンレストランを併設したラグジュアリーな宿泊施設「LOQUAT(ロクワット)西伊豆」。本格ジェラートと焼き立てパンの店「GELATO&BAKE SANTi」も、このかつての大地主の邸宅をリノベーションした趣ある建物の中にあり、常時10種類のジェラートを販売しています。旬のフルーツや地元の特産を使った季節限定のフレーバーもあり、観光客も多く立ち寄るスイーツスポットです。

イタリア仕込みの本格ジェラート。コンセプトは「日常とは違う特別感」
伊豆産のフレッシュなマンゴー、名産のぐり茶、季節のミルクのトリプル

バターが香る焼き立てパンも人気で、閉店時間前には売り切れてしまうことも。旅の途中のおやつには焼き菓子もおすすめです。

土地の素材を活かしたイタリアンのコースの前菜
メインは、魚と肉から選べる(写真は魚)

LOQUAT西伊豆のレストランでは、地産地消にこだわった本格派のイタリアンが堪能できます。季節の野菜や果物、地元の新鮮な海の幸など、旬の食材をふんだんに取り入れた料理は、彩りも豊かです。ランチタイムは11:30〜14:00(ラストオーダー)。ゆったりとした時間が流れる古民家レストランで、至福の時間が過ごせます。
※レストランを利用する場合は予約してください。

テイクアウトはもちろん、店内や庭のテラス席でいただくこともできます
【GELATO&BAKE SANTi】
住所:〒410-3302 静岡県伊豆市土肥365 LOQUAT西伊豆内
電話:0558-79-3170
営業時間:10:00〜16:00
定休:月・火曜日
駐車場:あり
Instagram:https://www.instagram.com/gelatoandbake_santi/

こちらもおすすめ!絶景が目の前に広がる土肥のシンボルタワー「テラッセ オレンジ トイ」

駿河湾が一望できる「テラッセオレンジトイ」

2024年7月に誕生した「テラッセ オレンジ トイ」は、全国初の津波避難複合施設。施設内は出入り自由で、平時は雄大な駿河湾の景色を眺める絶好の展望台。カフェやレストラン、産直品を扱う売店もあり、地元グルメを堪能したりおみやげを購入することができます。

1階にあるカフェは開放感があり、立ち寄りやすい雰囲気
土肥散策の後は、海岸側にある無料の足湯で足の疲れを癒やしましょう
【テラッセ オレンジ トイ】
住所:〒410-3302 静岡県伊豆市土肥2657-6
ホームページ:https://t-orangetoi.com/

小京都の風情を感じる、伊豆最古の温泉地、修善寺へ

修善寺温泉街のランドマーク、修禅寺と虎渓橋

宿泊予定の修善寺温泉へは、東海バス「中浜」バス停から修善寺駅行きのバスに乗り終点下車。修善寺温泉行きのバスに乗り換えます。

修禅寺を開いた弘法大師によって開湯されたと伝わる修善寺温泉。温泉街の中心を流れる桂川にかかる5つの橋は、それぞれに恋愛成就や良縁祈願などにご利益があると言われ、恋の橋めぐりとして人気のスポットです。無料で浸かれる足湯や、竹林を通り抜ける小径もある散策路に、歴史ある温泉街の情緒を感じます。

「独鈷」という仏具で川原を突いたら温泉が湧いたという伝説にちなんだ独鈷の湯。入浴、足湯はできません
青竹が清々しい竹林の小径

【今回紹介した行程】

11:20 駿河湾フェリー 清水港発① → 12:50 土肥港着② →(徒歩移動)→ 土肥金山③ →(徒歩移動)→ GELATO&BAKE SANTi④ → (徒歩移動)→ 東海バス「中浜」バス停⑤ → 15:46 「中浜」バス停発 → 16:33 修善寺駅着⑥ → 17:10 修善寺駅バス停発 → 17:18修善寺温泉着⑦

※駿河湾フェリー、東海バスの時刻は2025年9月26日現在のものです。最新の運行情報は、ホームページ等で確認してください。

まとめ

富士山を眺めながら、駿河湾の船旅で西伊豆・中伊豆へ。JR清水駅直結でアクセス便利な駿河湾フェリーで、静岡県の魅力が満喫できる旅行を楽しんでみませんか。

取材協力者:
環駿河湾観光交流活性化協議会
ハロナビしずおか

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