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ホームスポット神社・お寺法多山で護摩祈祷と厄除けだんご&願い事を成就

法多山で護摩祈祷と厄除けだんご&願い事を成就

法多山尊永寺のある袋井市は、東海道五十三次・袋井宿がちょうど真ん中に位置しており、市内には伝統ある寺社や建造物が点在しています。
その中の法多山尊永寺(高野山真言宗)、萬松山可睡斎(曹洞宗)、医王山油山寺(真言宗智山派)は遠州三山と呼ばれこの三つのお寺への巡礼は広く知られています。なかでも法多山は厄除観音として、初詣には西部地域だけでなく、中東部、県外からも参拝客が訪れる人気のお寺。お参りやご祈祷の目的以外にも、広い境内の散策、グルメ、有名な厄除けだんごなどおすすめポイントがたくさんありますので、のんびり旅にぴったりです。法多山の四季折々の催しに合わせて旅の計画をたてるのもおすすめ!
ここで、法多山のいわれをご紹介します。

「はったさん」と呼ばれ親しまれる古刹

法多山は、高野山真言宗の別格本山です。725年、行基上人が自ら刻んだ本尊正観世音菩薩を安置したのがいわれとされています。徳川家康の時代には境内に12の寺があり栄えましたが、明治維新を機にひとつにまとめ、「尊永寺」と総称されるようになりました。本尊正観世音菩薩は厄除開運のご利益があるとして、厄除観音と呼ばれ、現在まで厄除けに訪れる人が後を絶ちません。

法多山のお参りは、門前の飲食店や土産店の立ち寄りも楽しみのひとつ。帰りにどこに寄ろうかと考えながら先に進むと、現れるのがお寺の玄関である「山門(仁王門)」です。豪壮な構えで国指定重要文化財にも指定。格子の中から仁王像がにらみをきかせています。合掌または一礼し、いざ聖域へ。

山門から少し歩くと左手に現れるのが市の指定建造文化財に登録されている「黒門」。1712年に建てられ、当時12あった寺の中で中心的な存在だった「学頭院 正法院」の入口の門です。その寺は現在は残っていませんが、檜皮葺や鎧塀、中には日本庭園が広がり、立ち止まって優美な景色を眺めてみてはいかがでしょう。

そして、いよいよ本堂へ繋がる259段の階段です。長い階段を上りつめるとそこには堂々たる本堂が。鳳が舞い降りた姿に例えられるほど勇壮で、法多山のシンボルになっています。

石段
仁王門から本堂まで約15分。本堂へはこの259段を登っていきます。うぅ、気合が入る!
本堂
本堂に到着!

高野山真言宗に伝わる護摩祈祷を体験

法多山のご祈祷は、弘法大師が伝えた真言密教の秘法である「護摩」。僧侶が護摩の火を焚いて、護摩木やお供え物を捧げ、ご本尊様に祈願するものです。
ご祈祷は午前9時半から午後2時半の間に6回行われています。まず窓口(本堂階段下)で申し込み、時間になったら本堂へ。約30分のご祈祷の後、祈祷札を受け取ります。

祈祷受付
まずは窓口でご祈祷の受け付けを済ませます
ご祈祷
護摩祈祷初体験の筆者。炎が上がるとこちらも一緒に修行をしている気分に…
祈祷お札
いただいた祈祷札は清浄な場所におまつりするのがよいそう

ご本尊様の前で炎をあげながら拝む護摩祈祷は、迫力もありますが、神秘的な雰囲気に包まれ、願い事の成就をお祈りするだけでなく、自分自身を見つめる貴重な時間となりそうです。
祈祷時間 9:30~/10:30~/11:30~/12:30~/13:30~/14:30~ 予約不要

御朱印とお守り
御朱印は本堂階段下受付の御朱印所でいただけます。御朱印代300円

右の「奉拝」は、つつしみ拝むこと。
真ん中の「大悲殿」は、観音様を奉るお堂のこと。
上の「札」は、梵字で『サ』と読み、観音様をあらわす文字だそうです。

春限定
春限定の御朱印帳(1500円)と御朱印袋(1300円)。かわいい!

法多山オリジナルの御朱印帳は、家紋や季節の柄をあしらい色も豊富です。(同じ柄の御朱印袋もあり)。また、春限定【さくら】、初夏限定【あじさい】、秋限定【紅葉】も登場します。

選ぶのも、持ち歩くのも楽しい!古代裂御守袋 300円

お守り袋
自分で選んだお守りを好きな袋に入れてね

色とりどりのかわいいお守袋。これらは「いにしえの女性は大切なお守りを肌身離さず持ち歩くために思い思いの趣向を凝らしたお守り袋を愛用していました。」そんな古来の風習にあやかった御守袋だそうです。京都の織物でつくられ、日本の伝統的な意匠や配色がなんともかわいらしく、毎年新柄も登場。身近に持ってもらうため、あえて法多山の文字を入れていないということ。この袋に自分が選んだお守りを入れればOKです。

美味しさは全国区!お参りとだんごはセットで厄除け


法多山名物として知られる「厄除けだんご」。お参りした帰り道、だんご茶屋によって一服。そしておみやげに持ち帰るのが定番になっています。
由来は、江戸時代、登城の土産に添えられたのが始まりといわれ、将軍家から「くし団子」と命名されて以来、一般参拝客にも食べられるようになったそうです。5本の串にさした団子は、頭・首・胴体・手・脚を表していて、団子に厄除けの意味が込められています。
通常のだんご以外に、毎月一度の功徳日(縁日)に限定発売される「茶だんご」、桜の開花時期には「さくらだんご」、紅葉の時期には「みたらしだんご」、7・8月にはだんごにかき氷がのった「おだんご屋さんのかき氷」が販売されます。
先に券売機でチケットを買って、おみやげは交換所へ。食べていく場合には店内で受け取ります。袋井の深蒸し茶と一緒に、ちょっと一服しませんか?
1皿(2カサ)200円、みやげ(6カサ)600円・(12カサ)1200円
営業時間 8:00~16:30、おみやげ 8:00~17:00

法多山名物 厄除け団子の情報はこちら

食べて幸せ、眺めて幸せ、まさにご利益ランチ!

一乗庵
黒門の奥にある「一乗庵」で土・日・月曜だけランチを楽しめます

だんご茶屋から下りてくると、ふだん非公開の「一乗庵」でランチが食べられます。戦後まもなく建てられた書院造りは風情たっぷり。さらに部屋の前には池泉庭園が広がり、四季折々の景色が楽しめます。営業は土曜、日曜、月曜と毎月一度の功徳日(縁日)のみ。11時半と13時の2部制で、人気があるため予約が確実です。精進料理ではなく、体にやさしい旬の料理は、身近な素材でありながら味付けや調理を工夫することで家庭では味わえない一品に。法多山住職監修のコーヒーもおすすめですよ。

ごりやくカフェ
おいしくて体にやさしい「ごりやくカフェランチ」。この日は23品目をいただきました!

ランチ(週替わり)1600円
予約状況も確認できます。http://www.hattasan.or.jp/cafe/index.html

法多山の情報はこちら

 

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