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ホームスポット神社・お寺【三嶋大社】御朱印旅行記〜三嶋大社編~

【三嶋大社】御朱印旅行記〜三嶋大社編~

三嶋大社は、JR東海道線の三島駅から南東にある、大変由緒ある神社です。
その歴史は古く、奈良・平安時代から古書に記録が残っています。中世以降は武士からの信仰、特に伊豆に流された源頼朝が深く崇敬し、源氏再興を祈願したと伝えられています。そのご利益あってか、源氏は平氏を打ち破ります。悲願を成し遂げた頼朝は鎌倉幕府を開くこととなり、三嶋大社の名は広く世間に広まっていきました。
頼朝とその妻・北条政子とのエピソードも残る三嶋大社。今回はおよそ800年前にタイムスリップしたかのような気持ちになって、歴史ロマンあふれる三嶋大社をご案内します。

それでは、旅をはじめましょう。

三嶋大社_正面

大鳥居をくぐれば「たたり石」

JR東海道線の三島駅南口を出てから、南東に向かって歩いておよそ10分強で三嶋大社に到着します。有料の駐車場が併設されているので、お車の場合はそちらをご利用ください。

三嶋大社_大鳥居
まずは立派な大鳥居がお出迎え。
特に春になると、大鳥居のすぐ後ろで桜並木が満開になるため、桜を従えた大鳥居は絶好のインスタ映えスポットとなります。

三嶋大社_たたり石
大鳥居をくぐると、向かって右側でドンと構えているのが「たたり石」です。
“たたり”といってもよくある呪いだとかオカルト的な意味ではありません。たたりとは本来、糸のもつれを防ぐ道具であり、そこから整理を意味するようになりました。
三嶋大社の前を通る東海道と下田街道の真ん中にあって、交通整理の役目を果たしていたことが名前の由来となっています。
※ その後、東海道の人の往来が多くなったことからこの石を取り除こうと試みましたが災いが起きたため、“祟り”の意味に置き換わってしまったと伝えられています。しかし、現在では交通安全の霊石として祀られているためご安心ください。
このたたり石は隣の案内板によれば、なんと約2900年前の富士山噴火によって運ばれてきたとのことです。

桜並木に彩られた「神池」を進む

たたり石を過ぎると、両脇に桜の木が植えられた一本の道が伸びています。
そして静かに池がたたずんでいます。
三嶋大社_神池
これがなんとも神々しい名前の「神池(しんち)」です。神池は、源頼朝が放生会を行ったと伝えられています。
※ 放生会(ほうじょうえ)とは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式のこと。
残念ながらまだ桜の時期ではありませんでしたが、大きくなってきているつぼみを見ていると、ぜひ近々再訪してみたいと思いました。また、桜を映す池はまるで逆さ富士のように美しく幻想的で、一見の価値がありますよ。

三嶋神社_厳島神社
向かって左側の池の中に祭られているのが「厳島神社」。頼朝の妻・北条政子が勧請したとされる神社で、家門繁栄・商売繁盛・安産・裁縫上達の守護神であり、ベンテン様とも称され芸事上達の信仰もあります。
ちなみに、広島にある厳島神社は平清盛が篤く崇敬した神社。平氏と源氏は敵対関係にあっても、同じ神社を崇めたのは不思議な感じがしますね。

圧巻!三嶋大社の「御神木」

神池を過ぎ、総門の手前で左に曲がり、そのまま神池沿いを回り込むように進むと、厳島神社を背にするような形で大きな古木が立っています。

三嶋大社_御神木(楠)
これが、三嶋大社の「御神木」の楠です。
三島七木のうちの一本だそうです。「三島七木」とは、三島に住む人なら知っていて当たり前、三島人かどうかの証となる七本の名木のことで、これをサラっと答えることができたのなら、箱根の関所を通行手形なしで通行できたと言う逸話が残っているほど。そんな三島七木のうち唯一現存しているのが、この三嶋大社の楠(御神木)なのです。
※三島七木のうち既に5本は失われ、間眠神社の松も代を引き継ぎながらの保存となっているため、古来より現存するのは三嶋大社の楠(御神木)のみとなっています。

根元には祠が作られ、参拝道からは少し逸れながらもお参りに立ち寄る人が後を絶ちません。
三嶋大社_御神木(楠)と祠

「腰掛石」から滲む歴史のロマン

三嶋大社_総門
三嶋大社_総門のしめ縄
総門の大きなしめ縄の迫力に圧倒されながら、先に進みます。

三嶋神社_腰掛石
再びまっすぐ伸びた桜並木道の終わりに、向かって右側に現れるのが対で並べられた大小の石。通称「腰掛石」です。
腰掛石に関する伝承は具体的で、1180年(治承4年)、源頼朝が源氏再興を祈るため、百日間の日参をした時に休息した石、とのこと。そして向かって左の大きな石に源頼朝が、右の小さな石に北条政子が腰を掛けたと伝えられています。
およそ800年前、時の権力者となる夫婦がまさにここに腰かけて、一体どんな話をしていたのでしょうか。想像しただけでもワクワクしますね。

三嶋大社_神馬舎
腰掛石の後ろには「神馬舎(しんめしゃ)」があります。
古くから三嶋大社の神馬は毎朝神様を乗せて箱根山に登るという伝説が伝えられ、子供の成長と健脚を祈る風習があるそうです。

「本殿」「舞殿」は現在改修中(2020年3月現在)

三嶋大社_神門
神門を抜けると、いよいよ舞殿、そして本殿に。

しかしここで残念なお知らせが・・・。

三嶋大社_舞殿(改装中)
舞殿、本殿ともに令和の大修理と称して、整備改修事業が始まっていました。
先行して、舞殿の修理は令和2年2月4日~8月10日とのことです。

三嶋大社_本殿
この日はまだ本殿を見ることができましたが、想像以上に厳かで重厚な雰囲気がありました。大修理前でこの佇まい。修理後はより素晴らしいものになるでしょう。今から楽しみです。

三嶋大社_金木犀
三嶋大社_樹齢1200年の金木犀
舞殿は完全に修理のため覆われていましたが、その脇には樹齢1200年とも言われる金木犀の古木が植えられています。春は神池の桜が楽しめますが、金木犀の香りに包まれる秋もまた、訪れるのには絶好の季節といえるでしょう。

知る人ぞ知るパワースポット「水神社」

舞殿、本殿と同じ神門をくぐった敷地内にあるのが「水神社」です。

三嶋大社_水神社
実はここ、知る人ぞ知る三嶋神社内でも屈指のパワースポット。
社の脇には、境内にある井戸から湧水を引いている「生玉水(いくたまのみず)」があります。
この水は境内をいきわたるように流れており、結界を作って禊の役割も果たしているとか。そんな清い水に直接触れることができるのが、この水神社なんです。ペットボトルなどに入れて、持って帰ることも可能ですよ。

「御朱印」と鹿

きちんと参拝を終えたら、客殿で御朱印をもらうことにしました。御朱印は御朱印帳に直接記帳してもらう(自前の御朱印帳でも可)方式でも、取り急ぎ用紙に書いてもらう方式でも、どちらでも対応していただけます。

今回はたまたま御朱印係の方が少し席を外していたため、神鹿園をのぞいて時間調整。
こちらの鹿は、あの奈良の春日大社から”神様の使い”として、大正時代に譲り受けたものだそうです。後述の境内にある「大社のよりどころ」にて、鹿のエサが150円で販売されています。
三嶋神社_神鹿園
三嶋大社_鹿アップ
静かに西日が差し込む中、鹿たちは実にのんびりとしていました。
しばらく鹿たちと日向ぼっこを楽しんだら、再び客殿へ。
今度は係の方にお会いできました。

三嶋大社_御朱印作成中
三嶋大社の御朱印は後ほど…。

お腹も心も満たす!縁起餅「福太郎」

三嶋大社_福太郎ののぼり
三嶋大社の大きな楽しみ、それは福太郎を食べることです。
福太郎とは、こしあんでくるまれた草餅のこと。厳選されたもち米と小豆を使用し、無添加で作られていおり、ここ三嶋大社のお土産として大変有名です。

三嶋大社_大社のよりどころ
三嶋大社_お土産に福太郎をどうぞ
三嶋大社_その場で食せる福太郎
総門まで戻ると、向かって左側に見える「大社のよりどころ」で食べることができます(お茶付きで1皿2個で200円)。もちろんお土産としての購入も可能。
そのほかさまざまな三島の特産品も取り扱っており、三嶋大社参拝の際にはぜひ覗いてみることをお薦めします。

「みしま風鈴」の音色で今日がゆっくりと終わる

せっかく三島に来たので、お土産にぴったりな地のものをご紹介。

三嶋大社_ゑびす参道
三嶋大社の大鳥居を出て、交差点をそのまま南にわたってゑびす参道へ。

三嶋大社_日光陶器店
すると、歩いてすぐにノスタルジックな店構えの日航陶器店が見えてきます。
この店内でさわやかな音色を奏でているのが「みしま風鈴」です。

三嶋大社_みしま風鈴
手作りにこだわるご主人自らによって作られており、より良い音を出すために毎年改良を重ねているとのこと。
例えば、透き通ったよく響く音を出すため、風鈴の切り口はギザギザに。音の深みを増すために、銅や鉄などの金属をガラスに混ぜたり…。ご主人の試行錯誤によって、一つとして同じ音色のない、個性のある風鈴が生み出されています。

三嶋大社_並ぶみしま風鈴
旅の思い出に、美しいみしま風鈴の音色はいかがでしょうか。

日光陶器店の情報はこちら

* * * * * * * * * *
三嶋大社、いかがでしたでしょうか。
今回はご案内しきれませんでしたが、三嶋大社に西側には鎌倉古道と呼ばれる小路がのびており、こちらの散策もまた三島の魅力に触れることができるでしょう。
また、三島駅に戻る途中には、国の天然記念物および名勝に指定されている自然豊かな公園・楽寿園もあります。
一度(一日)といわず、何回(何日)来ても楽しめる三島を、ぜひ堪能してください。

みしま風鈴_御朱印
三嶋大社の御朱印はこちらです。

三島大社の情報はこちら


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