のどかな日本の原風景に出会える天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖鉄道は、静岡県西部を走るローカルな単線の鉄道。JR東海の東海道本線から内陸へ分岐し、掛川駅から浜松市天竜区を経て、浜名湖の北岸を通り、湖西市の新所原駅までの路線です。「天浜線」という愛称で地域で親しまれているこの路線は、2020年6月に80周年を迎えました。この路線は旧国鉄の二俣線を引き継いだもので、長さは67.7㎞、掛川駅から新所原駅まではおよそ68分。コトコト走る天浜線に乗ってのどかな田舎の景色を眺めていると、日ごろの緊張も緩んでリラックスできますよ。
話題沸騰! 社長自らが記帳する天竜浜名湖鉄道の鉄印
そんな天竜浜名湖鉄道で話題を集めているのは、鉄道版の御朱印「鉄印」。特に社長自らが記帳する鉄印が大人気なんです!
社長による記帳は、長谷川前社長が始めたもので、現在は2020年12月8日に就任した松井宜正社長が、練習を重ね”全国唯一の社長自らが記帳する鉄印”を継続しています。長谷川前社長の文字は力強いパワーが宿っているような勢いがある筆致でしたが、松井社長の文字は、優しさが溢れる筆致で、眺めていると心が和んでくるようです。
忙しい業務の傍ら、天竜浜名湖鉄道のファンの皆さまに心を込めて社長が書いている「鉄印」には、御利益があること間違いなし!ぜひ二俣駅へお越しください!
なお、記帳は天竜二俣駅売店で行っており、社長不在時には書置きでの対応となるそうです。
■鉄印の記帳について
受付場所 天竜二俣駅売店(受付時間:9:00~16:00)
記帳方法 次のいづれかの乗車券・参加券(当日ご利用のもの)をご提示ください。
天竜浜名湖線の乗車券
転車台&歴史館ツアー参加券
洗って!回って!列車でGO!参加券
記帳価格
①300円(税込)社員による墨書きをプリントしたもの
②500円(税込)松井社長による墨書き直筆(不在及び会議等で対応できない場合もあります。その場合社長直筆の書き置きとなります。土日祝日が基本的に不在となります。予めご了承ください。)
全国の第三セクター鉄道会社共通の鉄印帳も大人気!
鉄印は、専用の「鉄印帳」へいただくことができます。実はこの鉄印は全国の第三セクター鉄道会社40社のプロジェクトによるもの。全国各社のオリジナルの「鉄印」を集めに鉄道に乗りに出かけてもらおうということで制作されました。この鉄印帳は大人気で売り切れのこともしばしばだそうです。確実に入手されたい方は天竜浜名湖鉄道のホームページで発売日を確認してお出かけくださいね♪
■鉄印帳の販売について
販売場所:天竜二俣駅売店(営業時間:9:00~16:00)
販売価格:2,200円(税込)
発売日は天竜浜名湖鉄道ホームページにてご確認ください。
天浜線のレアなグッズや沿線の観光スポットもおすすめ!
2020年6月1日に「国鉄二俣線全線開通80周年」を迎えた天浜線では、記念のお土産も販売されています。地域の特産品であるお茶や浜名湖の海苔なども大人気だそう。
一番人気は「転写台マドレーヌ」。「転車台ようかん」も扇形車庫をデザインした可愛らしいパッケージが幅広い世代に人気だそうです。
2020年に養殖200周年を迎えた浜名湖ののりの佃煮「天浜線に“海苔”ました」は、近隣の住民の方々も買いにくるそうで、自信を持っておすすめできる一品です。
その他、プルバックで走る天浜線の車両をデザインした「列車型目覚まし時計」や昭和30年頃まで使われていた線路の丸い敷石を入れた「線路の石 缶詰め」などユニークなグッズを販売しています。
<天浜線オリジナルグッズ> 「転車台マドレーヌ」 1個170円、1箱5個入りは900円 「転車台ようかん」 小豆2本、お茶1本、梅1本の個包装のようかん4本入り 1,000円 「天浜線に“海苔”ました」浜名湖産の海苔佃煮 1瓶600円 「天浜線にのっ茶った・煎茶」ティーパック2包入り 200円 「天浜線にのっ茶った・ほうじ茶」ティーパック2包入り 200円 「列車型目覚まし時計」1,120円 (電池はついていません) |
天浜線のオリジナルグッズは、2020年12月25日に開設した、公式オンラインショップ「てんはまや」でも販売しています。
この公式オンラインショップは、移動が難しい時期でも少しでも少しでも「天浜線」を感じていただきたい、移動が可能になったら実際に天浜線にご乗車いただき楽しんでいただきたいと願いを込めて開設されたそうです。ご自分用に、贈り物に、ぜひ天浜線こだわりのオリジナルグッズをお買い求めください!
天浜線の沿線の「はままつフルーツパークときのすみか」、「気賀関所」などの観光スポットや、「都田駅Cafe」、「都田とうふ勘四郎」など美味しいグルメスポットもおすすめ!のどかな天浜線での旅をぜひお楽しみください。