伊豆半島の北部の中伊豆に位置する伊豆の国市。絶景スポットとして人気の伊豆パノラマパークや北条氏ゆかりの史跡、伊豆長岡温泉など観光名所が点在するエリアですが、中でも、伊豆箱根鉄道駿豆線(通称:いずっぱこ)や伊豆縦貫自動車道の沿線は、SNS映えする華やかないちごのスイーツや、肉食系も満足する伊豆のブランド牛「伊豆牛」のグルメが楽しめるお手軽スポットが充実しています。さらに1日中、温泉三昧ができる伊豆最大級の日帰り温泉も。車でも電車でもアクセスのしやすい、魅力満載のエリアに出かけてみませんか。
キュートないちごスイーツがいつでも楽しめる、いちご専門店「いちごBonBonBERRY」
国道136号線と伊豆中央道のどちらからもアクセスできる、道の駅伊豆のへそ。その敷地内にある「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」の店内は、文字通りいちごづくし。静岡県伊豆の国市は、県内でも有数のいちごの産地。ボンボンベリーカフェでは、地元産を中心に甘くてみずみずしい、フレッシュないちごを使ったショートケーキ、シフォンケーキなどのスイーツが楽しめます。「いちご尽くしのスイーツプレート」は、タルト、アイス、ババロワなど、季節替わりの6種のいちごスイーツがプレートを華やかに彩ります。ランチタイムにはパスタやキーマカレーの提供もあり、食事の利用もできます。
ボンボンベリースタンドでは、ソフトクリームやドリンクを販売しています。人気の定番メニューの他に、季節限定メニューも登場するので要チェック。一番人気は、いちごの味がぎゅっと詰まったソフトクリーム。いちごがごくごく飲めちゃうスムージーもおすすめです。
バウムクーヘン工房を併設したショップには、いちごを使ったオリジナルの焼き菓子やジャム、いちごと相性抜群の蜂蜜など、プレゼントしても喜ばれる商品が豊富に揃っています。毎日工房で作られる「いちごばうむ」は、甘みといちごの酸味のバランスがいいバウムクーヘン。ホールのほか、1個、6個入りもあります。ショーケースには、カフェで提供している「いちごのババロワ」や「ボンボンショートケーキ」などもあり、人気のスイーツがテイクアウトできます。
【いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory】
住所:〒410-2315 静岡県伊豆の国市田京195
電話:0558-99-9300
営業時間:物販(お土産コーナー)9:00~17:00、ボンボンベリーカフェ 10:00~17:00(最終入店16:00)、ボンボンベリースタンド 10:00~17:00(土日祝は9:00~)
定休:無休
駐車場:普通車68台、身障者用5台
ホームページ:https://www.izu-ichigo.com/
新鮮な地元野菜や加工品が満載の「伊豆・村の駅伊豆のへそ店」
いちごBonBonBERRY 伊豆の国factoryに隣接している、農産物直売所「伊豆・村の駅伊豆のへそ店」。地元の生産者が育てた鮮度抜群の野菜や果物、伊豆の特産のしいたけ、わさびなどが手頃な値段で販売されています。また、地元の特産品を使った加工食品や調味料、お菓子などの品揃えも豊富です。
【伊豆・村の駅 伊豆のへそ店】
住所:〒410-2315 静岡県伊豆の国市田京195-2
電話:0558-99-9300
営業時間:9:00~17:00
定休:無休
駐車場:普通車68台、身障者用5台
ホームページ:https://www.muranoeki.com/
自家牧場で育てたこだわりの伊豆牛をコロッケやメンチで食べ歩き
狩野川に架かる大仁橋のたもとにあるひらい精肉店は、大正9(1920)年の創業。地元の人が日常使いするお肉屋さんは、知る人ぞ知るグルメスポットです。その理由は、じっくりと熟成させて牛肉本来の味を引き出した、自家育成の伊豆牛。店頭にはさまざまな部位が並んでいます。
食べ歩きできるメンチやコロッケは観光客にも人気。特に、1個94円とリーズナブルな「伊豆牛コロッケ」は、昼前には売り切れてしまうこともあるほど。肉感たっぷりの「牛メンチ」は、キャベツがほんのりと甘みをプラス。ザクッとした衣の食感もアクセントです。土日のみに販売される「スペシャル伊豆牛メンチ」(1個615円)は、牛メンチをさらに伊豆牛のもも肉で包んでメンチにした、まさにスペシャル! 伊豆牛をそのまま味わうなら、「伊豆牛トロ串」や「伊豆牛ロール串かつ」を。電話予約での取り置きにも対応してもらえます。
【ひらい精肉店】
住所:〒410-2323 静岡県伊豆の国市大仁493-1
電話:0558-76-0298
営業時間:10:00~18:00
定休:水曜日
駐車場:10台
ホームページ:https://hiraionikuya.wixsite.com/izugyuhirai
温泉三昧で過ごすなら、修善寺温泉 百笑の湯へ
大仁橋を渡ると、戦国時代末期に発見された大仁金山跡があります。その麓にある修善寺時之栖 百笑の湯は、大浴場、露天風呂をはじめ、源泉掛け流しの陶器風呂や炭酸泉など、バラエティに富んだお風呂や5種類のサウナで温泉三昧が楽しめます。休憩スペースやレストラン、カフェも充実。宿泊施設もあり、泊まりでのんびり過ごすこともできます。
【修善寺時之栖 百笑の湯】
住所:〒410-2412 静岡県伊豆市瓜生野410-1
電話:0558-73-1126
営業時間:10:00~24:00(最終受付23:00)
定休:無休
料金:1日券 大人1,650円(2,200円)、小人770円(990円)※( )内は土日・特定期間料金 他、夜間券、立ち寄り券もあり
駐車場:300台
ホームページ:https://tokinosumika.com/izu/spa/
温泉まんじゅうがスイーツとコラボ。“鉄分”多めのお土産も揃うイズーラ伊豆長岡
伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅の改札直結のイズーラ伊豆長岡。伊豆エリアの定番みやげや名産品、伊豆箱根鉄道オリジナルグッズなどを扱うショップにカフェが併設されています。
伊豆長岡は、伊豆半島の中でも有数の温泉地。カフェメニューには、温泉街で人気の温泉まんじゅうとコラボしたシェイクやパフェ、地元で絞られた新鮮な丹那牛乳を使ったドリンクなど、オリジナルメニューが揃い、旅の途中でほっと一息つくことができます。食パン一斤を丸ごと使ったパングラタンは、イズーラ伊豆長岡の看板フードメニューです。
おすすめは、温泉まんじゅうをトッピングしたスイーツ。「温泉まんじゅうパフェ」は、静岡らしいオレンジゼリーや抹茶アイスをベースに、バニラアイス、生クリームがたっぷり。そして主役の温泉まんじゅうと、和と洋のスイーツをミックス。「温泉まんじゅうシェイク」は、バニラシェイクとあんこ、丹那牛乳で、濃厚な甘みが特徴。温泉まんじゅうは、市内3店舗のおまんじゅうが日替わりでトッピングされます。
鉄道ファンには嬉しい、伊豆箱根鉄道のオリジナルのおみやげも充実。列車のイラストのパッケージに入ったロングバウムクーヘンは、地元の菓子職人がこだわって焼き上げた本格派の味。沼津産の茶葉100%使用で、すっきりとした味わいの「ぬまっちゃ」。ラブライブ!サンシャイン!! のイラストが描かれたオリジナルデザイン缶のコラボ商品も登場しています。
【イズーラ伊豆長岡】
住所:〒410-2114 静岡県伊豆の国市南條773
電話:055-949-8018
営業時間:9:30~17:30
定休:無休
駐車場:なし(近隣に有料Pあり)
ホームページ:https://www.izuhakone.co.jp/izura-izu/index.html
電車で行くなら伊豆箱根鉄道の「旅助け(たびだすけ)」が便利でお得
JR三島駅と中伊豆の修善寺を結ぶ伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線。地元では「いずっぱこ」の愛称で親しまれています。いずっぱこ沿線の散策には、1日乗り放題乗車券「旅助け(たびだすけ)」が便利でお得。三嶋大社の三嶋駒をかたどった乗車券の発券は三島駅、三島広小路駅、大場駅、伊豆長岡駅、修善寺駅にて。磁気券タイプは全駅の券売機で購入できます。
【問い合わせ先】伊豆箱根鉄道
電話:055-977-1201(土日祝を除く9:30~16:00)
まとめ
車でも電車でもアクセスしやすい、伊豆の国市の注目スポット。地元グルメは、ランチやカフェタイム、食べ歩きのお供に、ぜひ味わってくださいね。伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅は、伊豆長岡温泉のほか、歴代鎌倉幕府執権を務めた北条氏ゆかりの史跡や、富士山から駿河湾の絶景が楽しめる碧テラスがある「伊豆パノラマパーク」へのアクセスの基点にもなりますよ。