伊豆半島の北に位置する静岡県田方郡函南町。その函南町にある道の駅伊豆ゲートウェイ函南は、伊豆半島の玄関口ともいえる施設で、地元の農産物やおみやげを販売するショップ、レストランやカフェ、函南町や伊豆半島の観光情報案内所があります。また、かねふくめんたいパーク伊豆や伊豆わさびミュージアムも隣接。休憩に立ち寄るだけではもったいない、道の駅伊豆ゲートウェイ函南と周辺エリアをご紹介します。
焼きたてがおすすめ!道の駅伊豆ゲートウェイ函南の名物スイーツ、阿弥陀如来坐像のお顔がモチーフの「あみにょん焼き」
地域の特産を存分に味わえるグルメやおみやげが揃う道の駅。酪農が盛んな静岡県函南町にある道の駅伊豆ゲートウェイ函南には、静岡県東部ではおなじみの丹那牛乳を使ったソフトクリームやスイーツも数多く取り揃えています。
なかでも注目は、地域に伝わる貴重な仏像を収蔵する、かんなみ仏の里美術館にある阿弥陀如来坐像をモチーフにした「あみにょん焼き」。丹那牛乳のバターづくりの過程で生まれるバターミルクが生地にたっぷり混ぜ込まれているので、しっとりとした食感で、優しい甘みが口いっぱいに広がります。
店頭のソフトクリームスタンドでは、土日、祝日限定で、焼きたてにあんこを挟んで販売。「あんこ味」とミルキー感たっぷりの白いバターを挟んだ「あんこバター味」の2種類を用意しています。店内で販売しているおみやげは、ミルキープレーンとキャラメルの詰め合わせです。
あみにょん焼きの他には、酪農王国オラッチェの新鮮なソフトクリームや、巨大な牛乳パックの中の蛇口をひねるとヨーグルトが出てくる、その名も「蛇口ヨーグルト」、濃厚な味がクセになるプリンなど、地元でしぼられる新鮮な丹那牛乳を使ったスイーツが堪能できます。
道の駅伊豆ゲートウェイ函南の2階にあるレストラン「GREEN GRILL KISETSU」では、地域の特産の新鮮なトマトをふんだんに使った料理やデザート、ドリンクを提供。晴れた日には店内から富士山を眺めながら、ランチタイムやカフェタイムを過ごせます。
景色の良さも、道の駅伊豆ゲートウェイ函南の魅力。建物3階の展望テラスからは、ゆったりと流れる狩野川越しの富士山や、箱根方面を見渡せます。道の駅伊豆ゲートウェイ函南には、シェアサイクル「ハレノヒサイクル」のステーションもあるので、周辺のサイクリングもおすすめです。
【道の駅 伊豆ゲートウェイ函南】
住所:〒419-0124 静岡県田方郡函南町塚本887-1
電話:055-979-1112(管理事務所)
営業時間:9:00~18:00 ※店舗により異なる
駐車場:普通車127台
ホームページ:https://www.izugateway.com/
愛犬も一緒に遊べる川の駅伊豆ゲートウェイ函南
道の駅と展望遊歩道で行き来できる、狩野川の河川敷に広がる川の駅伊豆ゲートウェイ函南。災害時には防災ステーションとして災害普及の拠点になりますが、平常時はキャンプやバーベキューなどアウトドアレジャーやユニークな自転車、カヤック、気球体験などのアクティビティが楽しめます。
無料のドッグランも常設。愛犬と一緒のキャンプやドライブ途中の散歩で気軽に利用できます。水防多目的センターでは犬用のおやつも販売しています。
【狩野川塚本地区 防災ステーション 川の駅 伊豆ゲートウェイ函南】
住所:〒419-0124 静岡県田方郡函南町塚本920-1
電話:055-979-7048
営業時間:9:00~17:00
駐車場:あり
ホームページ:https://www.kawanoekiizugateway.com/guide/
道の駅に隣接した「かねふくめんたいパーク伊豆」で、明太子三昧
かねふくめんたいパーク伊豆は、明太子の製造工場を併設した、大人も子どもも楽しめる明太子専門のテーマパーク。できたての生明太子や明太子を使った多彩な食品が揃う直売店とフードコーナー、遊びながら明太子について学べる「つぶつぶランド」、ガラス越しに製造工程を見学できる工場見学エリアがあります。
今すぐ明太子が食べたい!!そんな時はフードコーナーへ直行しましょう。シンプルに美味しい明太子が味わえる「ジャンボおにぎり」や「鬼盛り!めんたい丼」「明太パスタ」などの明太子グルメが揃っています。「つぶつぶ明太ソフトクリーム」は、ソフトクリームの優しい甘みと明太子のつぶつぶを感じたあと、程よいしょっぱさとピリッとした辛みが口の中に広がります。
つぶつぶランド、工場見学では、明太子の原料になるスケトウダラの卵や明太子のつくり方を分かりやすくイラストや展示で紹介。ガラス張りの工場エリアでは、柔らかくデリケートな明太子を、すべて手作業でつくっている様子が見られます。ひとめぐりすれば、あなたも明太子博士になれるかも!?
パークの2階にある「タラピヨキッズランド」の「チームラボの 《こびとが住まう黒板》 」は、子供のためのデジタルアトラクション。黒板の中にこびとの世界があって、指で線を入れると、こびとが進行方向を変えたり、シャボン玉をタッチするとシャボン玉が弾けたり、雲をタッチすると雨が降り出したり・・・と、指で黒板に触れると、黒板の中の世界が変化していきます。
また、外のテラスには屋根付きの足湯コーナーも。晴れていれば目の前に富士山を眺めることができるとっても贅沢な足湯です。のんびり浸かってリフレッシュしましょう。
【かねふくめんたいパーク伊豆】
住所:〒419-0124 静岡県田方郡函南町塚本753-1
電話:055-928-9012
営業時間:平日9:30~17:30 土日祝9:00~18:00 工場9:00~16:30
定休:無休
料金:無料
駐車場:230台(無料)
ホームページ:https://mentai-park.com/izu/
伊豆わさびミュージアムで、見て、味わって楽しむ、伊豆のわさび
道の駅伊豆ゲートウェイ函南に隣接した伊豆わさびミュージアム。館内には、伊豆のわさび田を再現。わさび漬けなどを販売する売店や、名物のわさび丼が味わえる食堂も完備しています。
【伊豆わさびミュージアム】
住所:〒419-0124 静岡県田方郡函南町塚本894-1
電話:055-970-0983
営業時間:10:00~17:00(平日は〜16:00)
定休:無休 ※臨時休業あり
料金:無料
駐車場:あり
ホームページ:https://www.yamamotofoods.co.jp/tourism/mishima
電車で行くなら伊豆箱根鉄道の「旅助け(たびだすけ)」が便利でお得
JR三島駅と中伊豆の修善寺を結ぶ伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線。地元では「いずっぱこ」の愛称で親しまれています。今回紹介した施設の最寄りは伊豆仁田駅。いずっぱこ沿線の散策には、1日乗り放題乗車券「旅助け(たびだすけ)」が便利でお得。三嶋大社の三嶋駒をかたどった乗車券の発券は三島駅、三島広小路駅、大場駅、伊豆長岡駅、修善寺駅にて。磁気券タイプは全駅の券売機で購入できます。
【問い合わせ先】伊豆箱根鉄道
電話:055-977-1201(土日祝を除く9:30~16:00)
まとめ
伊豆の玄関口にある、道の駅伊豆ゲートウェイ函南。隣接して、かねふくめんたいパーク伊豆や伊豆わさびミュージアムがあり、ファミリーで、友人と、カップルで、たっぷり遊べるスポットです。それぞれ屋内施設なので、雨の日も安心して出かけられます。
川の駅伊豆ゲートウェイ函南は、平時は多彩なアクティビティやキャンプ場を利用でき、ドッグランもあるので愛犬とのお出かけにもおすすめです。
道の駅ゲートウェイ函南での休憩だけではもったいない!旅の目的地として、周辺の施設と併せて滞在を楽しんでくださいね。