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ホームスポット神社・お寺富士山本宮浅間大社や了仙寺でも!駿河湾フェリーに乗って乗船者限定御朱印をもらおう!

富士山本宮浅間大社や了仙寺でも!駿河湾フェリーに乗って乗船者限定御朱印をもらおう!

御朱印女子・御朱印ガールという言葉も生まれるほど、全国的に大きなブームを呼んでいる「御朱印集め」。
季節の御朱印や特別な日だけもらえる限定御朱印も人気で、凝ったデザインやかわいらしい色使いの限定御朱印を集めるファンも。
静岡県内には、三島大社(三島市)、富士山本宮浅間大社(富士宮市)のような一宮や、法多山(袋井市)、可睡斎(袋井市)のような由緒あるお寺など、御朱印をもらえる神社仏閣が数多くあり、県全域で御朱印集めをお楽しみいただけます。
そこで、今回は静岡県で今イチオシの限定御朱印、「駿河湾フェリー乗船者限定御朱印」についてご紹介します。

駿河湾フェリーとは?

駿河湾フェリーは、静岡市の清水港と伊豆市の土肥港を70分で結ぶ海上の公共交通です。駿河湾フェリーの海路はいわば海上の公道。海路は県道223号に指定されているんですよ。
静岡県の中部エリアから伊豆半島への移動は、陸路を車で移動するより時間が短縮でき運転の負担もない駿河湾フェリーへの乗船がおすすめ!
お天気が良ければ海上から潮風を感じながら富士山の絶景も眺められます。
静岡県の有名スイーツ店とコラボして作られた船上限定販売のスイーツ、「223(ふじさん)バウム」「駿河湾ジェラートNO223」もぜひどうぞ。

駿河湾フェリー
駿河湾フェリー 海の上から富士山を望む
駿河湾フェリー コーヒーサービスもある特別室

駿河湾フェリーデッキより

駿河湾フェリー 清水港~土肥港を70分で結ぶ
バウムクーヘン「治一郎」を製造する「ヤタロー」とコラボしてつくられた「223(ふじさん)バウム」
世界一濃い抹茶ジェラートで有名な「ななや」とコラボして作られた「駿河湾ジェラートNO223」は塩ミルク味。特別室乗船の場合はコーヒー無料です。

駿河湾フェリー乗船者限定御朱印のもらい方

そんな駿河湾フェリーには、乗船者だけがいただける限定御朱印があるんです!乗船者御朱印をいただける神社・お寺は全部で8社寺。詳細は本記事の後半でご紹介します。

まずは、限定御朱印のもらい方から。
乗船時に発券窓口(清水港・土肥港)で、「駿河湾フェリー乗船者限定御朱印めぐり」チラシに乗船日を押印してもらってください。

久能山東照宮にも行かれる場合には、上記のチラシのほかに別途「久能山東照宮御朱印引換書」に乗船証明印をもらう必要がありますのでお忘れのないようにしてくださいね。

神社やお寺で御朱印をいただく時に、日付印をもらったチラシを渡し「駿河湾フェリー乗船者限定御朱印をいただきたい。」と伝えてください。

※「駿河湾フェリー乗船者限定御朱印めぐり」チラシ、「久能山東照宮御朱印引換書」ともに発券窓口に置いてあります。

限定御朱印がいただける期間は乗船日より3日間です。3日目までに下記でご紹介している神社やお寺に参拝し、御朱印をいただいてくださいね。なお、限定御朱印の価格は、各寺社1枚300円ですが、伊那下神社の御朱印のみ500円となっています。

駿河湾フェリー乗船者限定御朱印めぐりチラシ表
駿河湾フェリー乗船者限定御朱印めぐりチラシ裏

久能山東照宮御朱印引換書

駿河湾フェリー乗船者限定御朱印がもらえる神社・お寺

それでは東から順に駿河湾フェリー乗船者限定御朱印がいただける神社・お寺をご紹介します。

了仙寺(下田市)
了仙寺 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印 

了仙寺(下田市)

幕末に黒船が来航し、歴史の舞台となった下田市。その下田市にある了仙寺は、アメリカの全権ペリーとの交渉の末、1854年の日米和親条約が締結された日本が開国に向けて一歩を踏み出した開国のお寺として知られています。

了仙寺の敷地内の「黒船ミュージアム(Mobs)」には、幕末の人々のくらしや、黒船来航による影響など歴史的な資料が展示されています。200年の鎖国の末に異文化と遭遇した当時の人々の戸惑いやその後の温かい交流の様子を垣間見ることができます。

また、「ジャスミン寺」という別名もある了仙寺には、数百株のアメリカジャスミン(においばんまつり)が植えられており、見頃となる5月中旬から下旬には境内には甘い香りが漂います。

【問い合わせ先】法順山了仙寺 0558-22-0657

石廊崎熊野神社(南伊豆町)
熊野神社 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印 

石廊崎熊野神社(南伊豆町)

伊豆半島最南端の石廊崎に佇む熊野神社。この神社には、漁師「幸吉」と、娘「お静」の恋伝説があり、縁結びの御利益があるとされています。

~幸吉とお静の恋伝説~
昔々、この石廊崎の近くの良家にお静という可愛い気立ての優しい娘が居り、漁師の幸吉と両想いの恋仲となりました。ところが身分の違いから二人の恋は許されず幸吉は石廊崎の沖、約10Km離れた神子元島に島流しにされてしまいます。
けれども、二人はお互いを忘れることができず、それぞれの場所で火を焚いて愛を確かめ合っていました。
ある日、神子元島の幸吉の焚火が見えなかったため、お静は幸吉の安否を確かめに小舟を出し島に向かいました。お静はなんとか島に漂着。
結ばれた二人を親たちは許すことにしました。その後、二人は末永く幸せに暮らしたそうです。
*************************

とてもロマンチックな恋伝説が伝わる熊野神社。現在、神社が建てられている場所は、お静が火を焚いたところだと伝えられています。

断崖絶壁の石廊崎からの駿河湾と太平洋が溶け合う海の絶景も必見です。

※熊野神社は無人のため、御朱印は手前の石室(いろう)神社にて発行しています。

【問い合わせ先】石室神社社務所 0558-65-1064

海蔵寺(南伊豆町)
海蔵寺 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

海蔵寺(南伊豆町)

海蔵寺は臨済宗建長寺派の寺院で創建は不詳です。ご本尊は、十一面観世音菩薩で、脳梗塞・中風厄除けのご利益があると言われています。

境内には、明治7年(1874年)に入間(いるま)沖で沈没したフランスの郵便船ニール号の犠牲者の招魂碑が建立されています。沈没したニール号の乗組員31人の遺体は村人により収容され、この海蔵寺に手厚く葬られたと伝えられています。

【問い合わせ先】瑞雲山海蔵寺 TEL: 0558-65-0883

伊那下神社(松崎町)
伊那下神社 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印 

伊那下神社(松崎町)

伊那下神社の起こりは原始の頃の山の祭りにあると伝えられ、かつては山そのものが神とされていたそうです。

境内には、親子イチョウと呼ばれる三本のイチョウの木があり、御神木として祀られています。三本のうち母イチョウと呼ばれる木は、樹齢約1000年の巨木で静岡県天然記念物に指定されています。

親子イチョウのほかにも、祭儀が行われていたと伝えられる古代祭場亥子岩(ト石)、かつて住んでいた二匹の龍のうち一匹の龍は天に昇り、一匹はこの地を慕い地に付したという伝説が残る龍の道、こんこんと湧き出す御神水など、自然の造形物が点在しており境内は神気に溢れています。

御朱印の「伊那下神社」の筆跡は山岡鉄舟によるものです。

【問い合わせ先】伊那下神社 TEL: 0558-42-2268

東福寺(西伊豆町)
東福寺 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

東福寺(西伊豆町)

天福寺として天福年間(約750年前)に建立され、およそ70年後に東福寺として、この地に再建されたと伝えられている臨済宗の寺院。

本堂の天井には八方睨みの龍とそれを取り囲むように五百羅漢が漆喰で描かれています。 これは大正時代末期の名工左官・田村利光氏によって制作されたもので、繊細さと迫力を感じさせる幾層にも塗り重ねた漆喰が見事です。
(拝観料:200円)

【問い合わせ先】照嶺山東福寺 TEL:0558-52-0549

清雲寺(伊豆市土肥)
清雲寺 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

清雲寺(伊豆市土肥)

小田原北条氏時代の土肥城主、富永山城守の菩提寺である日蓮宗の寺院です。

本堂には日蓮上人の一生を描いた畳一畳大の杉板90枚からなる板絵が、欄間にずらりと掲げられています。この貴重な板絵は、岩絵具・貝粉などの伝統的な顔料で描かれており、番号順にご覧いただくことで、日蓮上人のお生まれからご入滅までを知ることができる一代記となっています。

【問い合わせ先】一楽山清雲寺 TEL:0558-98-0221

富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社(富士宮市)
富士山本宮浅間大社 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

富士山本宮浅間大社(富士宮市)

JR身延線富士宮駅から徒歩10分ほどのところにある富士山本宮浅間大社は富士山をご神体としてお祀りしており、全国に1300余りある浅間大社の総本宮です。
木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を主祭神としており、「木花(このはな)」は桜の古名であることから、御神木として、約500本もの桜が境内に植えられています。

その起源は大変古く紀元前27年、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の御代に遡ります。駿河国一宮(するがのくにいちのみや)として、古の時代より朝廷や、源頼朝、北条義時、武田信玄・勝頼親子、徳川家康など、名立たる武将の篤い崇敬を受けてきたこの富士山本宮浅間大社は今も絶えることなく全国から多くの人が訪れる神社です。

【問い合わせ】富士山本宮浅間大社 TEL:0544-27-2002

龍華寺(静岡市清水区)
龍華寺 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

龍華寺(静岡市清水区)

江戸時代初期に日近大僧都により開かれた日蓮宗の寺院。富士山の眺望の素晴らしさから東海の名刹と言われています。

明治時代には、思想家・文芸評論家の高山樗牛(ちょぎゅう)(1871~1902年)が、転地療養のためにこの地に滞在していました。樗牛は31歳という若さで夭折しまいますが、霊峰富士を望むこのお寺に葬ってほしいという遺言により、このお寺で今も眠っています。

江戸時代初期に造られたと伝えられる庭園・観富園は、その名の通り富士山の眺望が見事な美しい庭園で、国の天然記念物に認定されている大ソテツも植えられています。

※茅葺屋根の本堂ではお抹茶もいただけます。(要予約)
(拝観料:300円)

【問い合わせ先】観富山龍華寺 TEL:054-334-2858

静岡浅間神社_静岡市
静岡浅間神社(静岡市)
静岡浅間神社 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

静岡浅間神社(静岡市葵区)

駿府城公園から徒歩15分ほどの賎機山(しずはたやま)の麓に位置する静岡浅間神社は、駿河国開拓の祖神とされる大己貴命(おおなむちのみこと)を御祭神とする神部神社(かんべじんじゃ)と、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を御祭神とする浅間神社(あさまじんじゃ)、、地主神である大歳御祖命(おおとしみおやのみこと)を御祭神とする大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)という三社の総称です。

駿河国総社(するがのくにそうじゃ)として、朝廷、国司・武将たちから篤い崇敬を受け、家康は、生涯にわたってこの社を篤く崇敬したことから、歴代徳川将軍の祈願所となり、江戸幕府から手厚い庇護を受けてきました。
現在の社殿は、文化元年(1804年)に60年の歳月をかけて再建されており、その総漆塗りで極彩色の建築群は江戸末期を代表する神社建築として、すべて国の重要文化財に指定されています。

【問い合わせ】静岡浅間神社 TEL:054-245-1820

久能山東照宮_静岡市
久能山東照宮(静岡市)
久能山東照宮 駿河湾フェリー乗船者限定御朱印

久能山東照宮(静岡市駿河区)

徳川家康公が祀られている久能山東照宮は、1617年に家康公自身の遺言によりこの地に創建されました。

久能山東照宮へのアクセスは、日本平山頂からロープウェイに乗るか、海岸側の1159段の階段を登るかの二つに一つ。戦国時代には武田信玄が久能城を築いていたと伝えられ、難攻不落の地であったことが偲ばれるこの地は、今もなお容易には近づきがたい神聖な空気に包まれています。

関連記事:徳川家康ゆかりの神社 国宝「久能山東照宮」

【問い合わせ】久能山東照宮 TEL:054-237-2438

駿河湾フェリーに乗って、限定御朱印がもらえる神社仏閣を巡ってみませんか!

歴史の教科書にも登場する了仙寺や、徳川家康公をお祀りする久能山東照宮など、ご紹介した神社仏閣はすべて由緒ある寺社ばかり。実際に参拝してみると境内の雰囲気や社寺の佇まいに、古くから多くの人々の崇敬を集めてきたことが肌で感じられ、それぞれの地域の歴史や風土にも触れることができます。
駿河湾フェリーに乗って、神社仏閣を巡りいつもと違う視点で静岡県の観光を楽しんでみませんか。

<清水港乗り場>
住所:静岡市清水区日の出町10-80
TEL:054-340-5223

<土肥港乗り場>
住所:伊豆市土肥2920

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